HIGH BLOW

アクセスカウンタ

zoom RSS ★何気なくCannonballを語ろうか…S5-L

<<   作成日時 : 2006/06/20 00:02   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

まったくテ○ドンなんか飛ばそうとか思わずに"砲丸"飛ばせっつーの(w

そんな訳で非常に調子に乗りつつ、閉店間際のお店で3本も試させて貰った。
感謝感激。まずは閉店準備と並行しつつ対応して頂いたお店と、スタッフの方へお礼を申し上げたい。

なので、今回の試奏は30分3本勝負。で、3回シリーズ(w

勿論これ程の短時間で何が判る!?と仰る方のご意見はごもっともな話。
いささか"乱暴"なのは承知の上で、第一印象というのもこれまた大事だろうと思うので、思うが侭に書いてみたい。
時間を経て見解が変わったりした場合は、又この場を借りてお読み頂けるようにしたいと思う。

------------------------------------------------------------------
*この記事の内容はあくまで個人の感想のレベルであって、特定の企業、製品について、なんら恣意的なものは含まない事をくれぐれも御承知置き頂きたいし、読者に内容を強制するものではありません。
実際の購入に関してはあくまで読者自身の判断によるものとし、このblogの管理人、協力店、記事内容、およびbiglobeは何の責任も負わないものと致します。
以上を御理解頂けた方のみ、ここから先の記述をお読み下さい。
------------------------------------------------------------------
□Cannonball S5-L

「ウチはYSS-875EX評判良いんですよ」とスタッフの方が仰っておられたので、まさかと思いつつショーケースを覗いたら、なんのなんのちゃんと鎮座ましましておられた。
Cannonball S5-L。

Cannonballのラインナップで"直管"モノのソプラノは初めて、ラッカーフィニッシュもほぼ初めてだったので、非常に興味深々。
Cannonballのソプラノと云えば、例のアークソプラノが非常に特徴的なので、この直管モノは果たして?と期待に胸膨らんだ。


以前にSA5-BSを吹いた印象が自分の中にあったが、やはり直管なので非常に素直なレスポンスをするなぁ、と云うのが第一印象。
音の出方が"いわゆるソプラノ"な、慣れ親しんだ印象がある。

キーレイアウトは以前持ったアークソプラノよりは操作し易く感じた。
管体が短い事、又細かい仕様変更などがあったのかも知れないが、Cannonballのソプラノはそう大して(アルトやテナーに比べれば、の話だ)重くも感じない事が改めて判った(w

反面、相変わらず"右"がデカい印象もあり、操作性重視ならばやはりYAMAHA、YANAGISAWAに軍配があがるのか、とも感じた。
こちとら2000年も米食ってる訳で、手の作りそのものが肉と芋食ってる連中とは同じでは無いからだ。


ソプラノサックスと云うのは難しい。"これ!"と云う音のイメージが掴み辛い処がある。
そもそもの音域が高く、倍音もそう多くはないので、アルト、テナーよりも、よりイメージを明確に持っていないと、漫然と吹いていてもなんだかなーと云う事になる。

正直自分がこれまでソプラノに裂いて来た時間、エナジーと云うのは、大したものではない。
なので、正直この楽器のポテンシャルをどこまで引き出しているか、は自分でも自信は薄い。
が、そこを差し引いても、"安い音"は出ていなかったと思う。

このS5の場合は比較的重め、厚めの管ではあるが、楽器そのものはアルト、テナー同様、非常にレスポンスが良い。
それに気を良くして、若さに任せてそのまま表面的なパワーで押してしまうと、早々に"潰れた"印象を持ってしまうかも知れない。
しかし管体はむしろかなりしっかりとした堅牢な作りで、決して音には薄さは感じなかった。

管の中の気柱に対して"鳴れ!"と、きっちりエナジーを受け渡し出来るブレスの持ち主ならば、所謂吹奏楽、クラシックの分野にでも持っていけるのではないだろうか?
音の"軸"がしっかり鳴っている印象はある。

楽器そのものが持ってる音は、意外にもプレーンでかなりノーブルでジェントルな音がして、吹いてて巧くなったように勘違いしてしまうかも知れない。
これは以前のSA5の時と同じなのだが、見かけはやんちゃでもその実、爽やかで優しい好青年、と云った印象。

おまけにラッカーフィニッシュな処が良いのだろう。
ブラックニッケルやシルバーフィニッシュなどかなり個性的なサウンドに繋がる仕様が多い中、非常に安心出来るサウンドではあった。
高域成分も多く、充分ブリリアントで素直な出音が心地よかった。


ソプラノの場合は他のシリーズとは違い、ネックに関してはフィニッシュ違いの2本、では無くストレート、カーブドのヴァリエーションで付属してくる。
このカーブドネックがやはり曲者で、自分では良く判らなかったが、音を聞いて頂いた店頭スタッフの方のウケは良かった。
幾分オーボエを意識して吹いてもみたが、(吹き手が吹き手なのだが)それなりのサウンドがしてくれたのは嬉しかった。


この個体の場合、素直に鳴るのだが、きっちり隅々まで鳴らそうとすると結構"骨"な印象だった。
これが(現状でもかなり鳴るのだが)キーの先までビリビリ鳴りが伝わるようになってくると、とんでもなく凄まじいソプラノに変貌する事だろう。
新品なので当然未だ未だ吹き込まれ方が足りない訳で、音の繋がり方が今一つだったが、充分将来性を感じる事は出来た。


サウンドに大きく影響する、キーに散りばめられた準貴石もかなり綺麗で、ラッカーの管体に物凄くマッチした絶妙なカラーバランス。
見た目でもかなりの高得点。


正直、販売価格\300,000前後なら、どんなスタイルのプレイヤーでも充分選択肢に入ってくる、かなりの一品なのではないか。

これまでソプラノはやはり3大メーカーのもの、特に国産ブランドが圧倒的な支持を得ているように感じていた。
それは紛れも無い事実で、おそらくそれが今後揺らぐ事は無いだろう。
事実自身でもPrima YANAGISAWAの直管シルバーソニックは欲しいと思っている。
だがここに来て、ちょっと待て!と云われた気がしたのも事実。


でも、サムフックはもっと大きく可動出来るようにしてもらった方が良いと実感(ww
手が小さめなので、届かない(ま、普段からいじる場所では無いのだが)キーがあったのは残念。
これは慣れだ。この音が欲しければ慣れるしかない。
ただ、細かい仕様変更は今後もあろうから、今の評価がそのまま将来的に当てはまる訳ではなかろう。
日本市場も徐々にではあるが拡大している。メーカーとしても意識せざるを得ないだろう。


アルト、テナーの評価は最近結構目にするようになった。
しかしCannonballの評価そのものは、本国アメリカでは実はBaritoneが高いし、ソプラノに関する記述は未だ未だ少ない。
この辺、"定番モノ"の圧倒的な強さを感じる。

が、例えばそこでS5-Lなんぞ手にした日には、それ、一目も二目も置かれる事請け合いだ。
「何それ〜!?(笑)見たことないなぁ(苦笑)」などと心無いコメントを吐く輩は、ソプラノの場合特に多いだろう。
見た目はそこそこ普通だが、何、こいつもれっきとしたCannonball。

優れた吹き手に出会った時、隠された牙をむいた時は、怖い。
たちまち従前の価値観なんぞ吹き飛ばしてしまう。


小粒だが、砲丸は砲丸だ。当たれば"痛い"では済まされない。
--------------------------------------------------------
*試奏時セッティング
Selmer Super Session #F + YANAGISAWA ligerture + Vandoren V16 #3 1/2

■試奏協力:ヤマハミュージック関東 新潟店

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
★何気なくCannonballを語ろうか…S5-L HIGH BLOW/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる