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zoom RSS ★VANDOREN V16 T55 T75…サックスのマウスピース(番外編

<<   作成日時 : 2006/02/19 04:25   >>

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かねてよりYANAGISAWA METAL#7が中々しっくり来ないと思っていた処、V16が行き着けの楽器屋さんで"半額"で売ってたので、ちょいと試させて貰った。

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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結論から云って、残念ながら今回は購入を見送った。惜しかった。欲しかった。


VANDOREN V16。
アルト用(これはハードラバー)はその昔何年か使っていた事がある。非常に素直で吹き易いマウスピースだった。
テナー用も以前から気にはなっていたのだが、中々店頭で見かける機会も無く、ルックスからして、もし万一Ottolink然としてたらそれはVANDOREN的に違うでしょ!?ってな先入観もあって特別どうしても試奏したい、と云う所までは至らなかった訳だ。

初めて吹いたマウスピースだったが、いや、もう、最高に明るい(w
特にバッフルが高いとか、チェンバーが狭いとかそう云う訳では無い。ド派手、な訳だ。
とにかくヴォリュームは出るし、ビークとフェイシングの角度が自分には最適だった。
入れた息がここまで効率良く音になるものか、と、バンドの中ではかなりの勢いで音が飛び出てくる事は容易に想像が出来た。

以前ちょこっとだけ吹かせてもらったDAVE GUARDALAもとても効率の良いマウスピースだったが、あれとは又違う味な訳だけれども、レスポンスは非常に良く吹き易い。
正直自分レベルの素人がGUADALA買うんなら、あそこまで薄く出来て無いけどこのV16で良いじゃん、とまで思った程だ(暴言)。


ところが、である。
比較の為手持ちのYANAGISAWA METAL#7も当然の様に吹いた訳だが、今一つヴォリュームが及ばないYaniの方が、音質的に"重い"のである。

何せ楽器が東洋ライト級チャンピオンのPrima.Yani T901Specialだから、マウスピースのキャラがモロ出てしまう訳だ。
それに何と云ってもテナーだ。
テナーらしさ、みたいなものを考えると、この楽器の場合マウスピース部分で、ちょいと雰囲気のあるダークで重めのサウンドを作っておくのが得策だ。
コルクの加工が必要なので着けていないが、Berg Larsenのラバーなんかはとてもアーシーな良い感じになる。
確かにV16は非常に軽快にヴォリュームは出るし、効率の良いスムースなマウスピースだ、と云うのは良く判った。
が、楽器を含めた現状のセッティングとして考えた時に、Yani METAL#7を使った時の"影のある"重さ、が今の自分にはグッと来るものがあった。
(一緒にMETAL#6も再度試奏出来たのだが、これはこれで非常に良い!!)
例えば少し重ための楽器であれば、より良い相性だったのかも知れない。

購入に踏み切れなかったもう一つの理由、それは"別売の専用リガチュア"だった。
何せ本体は"半額"提示なのだけれど、リガチュアは対象外。
つまりは現状でも両方でOVER\30,000コースなのだ。定価で買ってたら、と思うと、いやはやこのマウスピース高い高〜い(w)と、本当に店頭で胴揚げしてしまう勢いだった。
このレスポンスはこのリガチュアあってこそ、な訳で、例えばBGのレザーあたりでお茶を濁す位なら、そもそもこのマウスピースの選択自体がどうか、と云う事になる。

今年例のレザー製専用リガチュアが出て来るのだけれど、流石VANDOREN、キャップもリガチュアも別売にするあたり抜け目が無い(w

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今回の試奏で改めて気付いた事なのだが、VANDOREN V16の吹き易さ、とYani METALのそれとは比較的似通っている部分もあるように感じた。
(実測した訳では勿論無いけれども、銜えた時の"角度"…ビーク、フェイシングの角度 は自分にはV16の方が比較的自然に感じた。だから相当購入を悩んだのだ)
実際見た目的にもそれ程大きな特徴の差がある訳でも無いように感じたのだが、決定的なヴォリューム感、それは"ウィンドウ"の大きさによるものだ、とも感じた。

今回使用したリードはVANDOREN ZZ #3。比較的軟らかめなリードだ。
しなり方が豪快な割にV16程ギラつかないので、全くの私見だがテナーには向いているかも知れない。

息が入って行くスペース、として、マウスピースのオープニング、と云うのは誰もが最初に口にする部分だろう。
処が実際にリードに当たる息の量はフェイシングの長さとウィンドウの大きさによる。

V16はYaniと比較してウィンドウが大きい。だから吹いていても、息がリードに当たる感覚はYaniよりも大きいし、ヴォリューム感はかなり違う。
オープニングが狭めのT55ですら、余裕の感だ。
今回使用したZZのカットは絶妙のマッチングだったのだろう。

リードとマウスピースの相性、見るべき処はリードのカットの特徴と、そのマウスピースのフェイシングとウィンドウサイズなのかも知れない。
比較的短かめのフェイシングと小さめのウィンドウならフレンチカット、比較的長めのフェイシングならアメリカンカット。
実際にマウスピースにリードを当ててみて、そのしなり具合を指で押すなりなんなりで確かめるけれども、今度リードのヴァンプの位置や厚みとウィンドウサイズも見てみよう。
自分、と云う要素が最終的に入ってくる訳だから、そこを差し引いて考えなければならないが、案外整合性が取れているかも知れない。
その段階でリードの厚みの個体差、左右のバランス等も判るから、存外削り方も判ってしまうかも知れない。


勿論一概に云える要素では決して無いので、鵜呑みにする事無き様。
素人が思い付いたままを書き連ねるBlogなのだから。

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それにしても半額でも未だ躊躇する程の価格を持つV16恐るべし。
非常に出来が良い(たまたま個体差が良い方向だったのかも知れないが)ので、一度試してみる価値は十分にある、と云う事が判っただけでも、勉強させて戴きました、ってな処だろうか。

ま、いつその成果が出るのか判らないけども。

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内 容 ニックネーム/日時
自分は、長いことVandoren V16 T75つかってますが、最近飽きてきて変えようかなと思ってました。しかし、このブログを見てやっぱり、使い続けようと思いました。ちなみにYani 7も持っていまして、ぜんぜん違う音なので、時々Yaniに変えますが、結局Vandorenに戻ります。
Vando man
2006/04/24 19:36
>>Vando manさん
いらっしゃいませ。そうですか。羨ましいですね〜。
実は、結局今でもどうしようか悩んでるんですけどね。
この間録音の時にYani#7で良い結果が出てるので、このセットは活かしておこうと思いつつ、ライブの時なんかやっぱ"押し"の強さ、って必要ですよね。
そこで、やっぱV16、と思う訳です。
D-O
2006/04/24 21:48

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