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zoom RSS ★何気なくCannonballを語ろうか(3

<<   作成日時 : 2006/01/26 15:07   >>

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今回は褒め過ぎの(w)インプレでは無く、実際に現在の使用状況などを紹介しつつ、Cannonball(GA1-SBだけれども)について話してみようか。

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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まずは楽器そのものについて

■楽器本体:Cannonball GA1-SB
 ネックは吹奏感が軽いのが理由で概ねブラックニッケルプレートだが、体力に余裕のあ
 る時はシルバープレートも使う。
 ブラックニッケルプレートは抵抗感が少なく、とにかく良く鳴るので、他人に吹かせる
 と大概そのパワーに驚かれる。明る過ぎないが充分ブライトな音が得られる。
 叉、シルバープレートネックはラバー系マウスピースとの相性が抜群。
 サウンドに"深み"、"重み"が付き、腰の座った音になる。
 Dukoffをつけるとかなり"お上品"になってしまうが、まぁそれもまた良い。

■マウスピース・リード・リガチュア
 ・LAMBERSON 6M + ISHIMORI ORIGINAL 3 1/2 +HARRISON HARTS(オリジナル)GP
 ・BOBBY DUKOFF D7 or D8 + Vandoren V16 or ZZ (どちらも2 1/2 or 3)
  + Vandoren OptimumかBG Trad かHURRISON HARTS(オリジナル)GP
 
この2つのセッティングを場合によって使い分けている。
(最近は殆どLAMBERSONだけになってしまった)
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次に使用状況を紹介しよう

■現在、10日に1度程のビッグバンドでの活動で用いる事が主だ。
 こちらでは畏れ多くもサックスセクションの"1st Alto"を担当させて戴いている。
 1st Altoの性格上、サックスセクションのサウンドの"輪郭"となるべき事を要求された
 り、場合によってはサウンドを"包み込んで"みたり、そのまま"乗っかって"みたり、と
 セクションやバンドサウンド全体の"色付け"に関しては非常に重要なポジションだ。
 同時にピッチについてもかなりシビアにならざるを得ない。
 おまけにソロパートでは10数人の音量を従えて吹くので、楽器の音色や存在感も大事
 になる。
 ビッグバンドのサックスと云うのは守備範囲を広く捕らえる必要があるので、端で思う
 より意外に大変なのだ(ねぇkirinoさん??:www)。

 そんな中GA1-SBは強烈に有効だ。 
 何せ"音の太さは七難隠すの"で(未だ云ってる)TUTTIの際でも、Soliでも腕の甘さを隠
 して余り有るパワーと存在感を示してくれる。
 金管とのユニゾンでは、ブラスのエッジの効いた音に良い感じで厚みを持たせられてい
 るとも思うし、何よりCannonballの音程の良さはここで発揮される。
 また丁度GA1-SBの持つ"トーンの幅"がとても有効で、トロトロに甘い(バンドの面子
 からは"ただエロい"と揶揄されているが)方面から、ゴリゴリに押し出すSoliまで表情
 を使い分け出来る。これは他社の楽器よりも極端な位に表情付け出来るから大したもの
 だ(自画自賛)。
 ソロに関しても、10数名を従えた中でも音が確実に抜けて来る。
 ピーキーな音で目立つのはどの楽器でも出来るのだが、充実した鳴りと厚みを持って
 フルバンドに対抗するのは中々容易では無い。とりあえず、そんな理想にGA1-SBを持
 てば近付ける、気になる。 

■もう一つ、ロック、ファンク、rnb(中々この表記が一般化しないなぁ)から演歌まで、
 様々なスタイルをこなすバンドにも所属をしているがエロい音色と他の7人(そう、大編
 成なのだ)に負けないパワーを要求されている。
 いわゆる通常のバンド編成なので、電気関係の音の厚さたるや相当のものだ。
 基本的にそれらに対抗出来る音量と音色が生の段階から要求される。
 そんな中でもGA1-SBは非常に有効で、どんな状況でも"ブ厚い音"で抜けて来る。
 Dukoffのセッティングはこちら向けだ。

この主な用途に対して、GA1-SBは望み得る最高のパフォーマンスを持ってくれる。
勿論、そこに根本的に必要なのは"巧い吹き手"な訳で、その点については自分で書きながら耳が痛い。
雪がとける時期になったら、叉練習にいそしむとしよう。

何せe-SAXが買えないものだから、すねている。
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クラシック、吹奏楽方面では未だSelmer、YAMAHAが全盛で、かなりとんがった方(w)はようやくYANAGISAWA、な状況は10年前とはちっとも変わっていないだろう。
…そうそう、Keilwerthを忘れるとよしめめに怒られる。


"音のブレンド"を考えて、バンドや部活内で楽器を揃えたり、マウスピースを揃えたり、と云うのはある意味正解(楽器のコントロールが未熟で、鳴りそのものが細い場合と、逆に非常に高い演奏力を持っている場合は有効)だ。

しかし本来音がブレンドする、と云うのは、ブレンドさせようと云う奏者の意思の下で、異質な物同士が混ざり合って新たなキャラクターを生み出す事なのだろう。
オーケストラはその典型だ。
だから楽器を揃えている場合、巧く行って同じキャラクターの音が"増幅"されているに過ぎない。
(だから余計些細な違いが気になってしまって、どツボにはまる中・高生が後を絶たない)
自身もそこまでこだわるのであれば別なのだが、演奏者は、その演奏の場を離れた途端に、少なくとも"音"においてはアイデンティティを喪失する。
その時、奏者はどこに行くのだろう。どんな音楽を続けるのだろう。
自身の持つ音のアイデンティティをどこに求めるのであろうか?
自分にはCannonballがあって良かったと思う。

その上、響きをまとめる、と云う美辞麗句の下、"セクションのサウンドの細分化"をあてがわれるプレーヤーも少なく無いだろう。
本来、豊かな響きの音は自然に引き合って混ざりあうものだ、と聞いた事がある。
痩せてたり、変に尖ってたり、内向的なボソボソ系では本来混ざりっこない、と考えるのが順当だろうけれど、反面それぞれの鳴り方にある程度"太さ"があれば、音同士は混ざりあうのだそうだ。
肝心なのは1本1本がどれだけ充実したサウンドを持つか、と云う事で、全体練習主義がまかり通っている吹奏楽界ではその点がおざなりになる事は少なく無いだろう。
(特に中・高校の部活動ではそもそも時間が短い訳で、先輩⇔後輩の技術的交流の機会が減っているのではないだろうか?だからネット上埒も無い質問・疑問が飛び交う事になる)
そんな中Cannonball程充実した音を持つ楽器は相当に有効な筈だ。

普通、社会人が新たにサックスを始めたい場合、理由は1も2も無くルックスな筈だ(あえて決めつけてみる:w)。
これまで大概の"色モノ"のサックスは、こうした初級者向けに多かったようにおもう。
しかしながら見た目のゴージャスさと出音の貧弱さが反比例し、いきなりカッコ悪い。
Cannonballならば少なくとも、最初から出音は太いし音程も良いので、前回も書いたが初級者・中級者の大きな手助けになってくれる事は間違い無い。
(巧い人は何吹いても一応それなりに吹けてしまうので、楽器としての基準線をクリアしてれば後は自分との相性、になる)
あと何よりかなり派手目なルックスだから、その点でも初期の目標を達成し易いだろう。
Cannonballならばルックスのバリエーションも豊富なので、どの方面にも合わせ易い。
またちょっと変わったフィニッシュのものもあるので、ルックス面でアイデンティティを求める向きにも都合が良かろう。


いかん。また、褒めちぎってしまった。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
D-Oさま
はじめまして。コメント&トラバ、ありがとうございました。
台湾製のサックス、ネット上を含めて大変話題になっていますよね。やはり、ブランドにこだわらず、それぞれの楽器が持つ性質をきっちりと見極めるプレイヤー(D-Oさんのような方々)がいらっしゃるからだと思います。楽器を選ぶ選択肢が増えるというのは良いことですね。
Cannonballも良い楽器のようで・・・、どんどん語ってください!楽しみにしています。
Nobita
2006/01/29 09:47
>>Nobitaさん
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
本当に良い時代になったと思いますね。勿論Selmer、YAMAHA、YANAGISAWAは素晴らしい楽器ですけど、だからと云ってCannonball、Cadeson、ioのような優れた(と思ってます)ブランドを色眼鏡で見る、のも寂しいなぁと。
Nobitaさんはバリサクプレーヤーとお見受け致しましたが、間違い無いでしょうか??
えー、Cannonballのバリサク、相当評判良いですよ(ww お薦め致します。(wwww
D-O
2006/01/30 02:37
お察しの通りバリサク吹きです。ただし日曜プレイヤーですけどね!アマチュアビッグバンドで活動をしております。(=^^ゞ
私がバリトンを入手したあと位でしょうか、台湾製が話題になりだしたのは・・・。今なら違うメーカーを選んでたかもしれませんね。さすがにバリトンを買い換えるのはかなり勇気がいります。(^_^)
Nobita
2006/01/30 21:22

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