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zoom RSS ★Selmer Prologue II

<<   作成日時 : 2005/05/25 09:38   >>

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以前からちょこちょこクラリネットを弄っている事は、一度書いた。

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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この処天候に恵まれず、外出も練習もままならない。
そんな中、サックスで煮詰まり気味だった為気分転換の意味でクラリネットのケースを久し振りに開けた。

あの強烈に複雑な運指に苦労しつつ、息の入って行かない管に苦労しつつ、どこかトラウマのようにこびりついていた。
サックスと違いトーンホールを指で塞ぐ為、少しでも押さえ方か甘いと音すら出てくれない。
何より右の親指に食い込むサムレストの痛みが半端では無いので(クッションはつけていても)、1時間も吹いていると楽器をつい置きがちになってしまう。

処が、である。
徐々にではあるが、指が繋がって動く様になって来たのだ。人間、続ける事は大事だ。
勿論未だ未だ"仮入部"状態なのだが、3オクターブをクロマティックでどうにか行ったり来たりする程度は出来るようになったし、例のオクターブ切り替え付近の音域も何とか運指が繋がるようになってきた。
こうなると人間ゲンキンなものだ。がぜん吹くのが楽しくなってくる。
流石に教則本などのスケール練習までは出来ないので、Cメロのスタンダードの曲集をちょこちょこあたっている。
Bb→Cの読み替えは比較的慣れていたし、これが頭を使ったり音感を養ったりする訓練にもなる。
中途半端な相対音感はむしろ邪魔になってくるので、この期にちょいと鍛えてみたい。
多少音は外しても、初心者、と云うお題目が守ってくれる気がする。
クラリネットでアドリブ、と云うのは相当カッコいい。言わずもがなのアーティー・ショウやベニー・グッドマン、あのアート・ペッパーもクラリネットで名演を残している。
地元のジャズクラリネットプレイヤーは2〜3人しか知らないので、ひょっとすると、稀少価値に乗っかれるかも、と皮算用にも余念が無い。
(それ以前にサックスをマトモに吹けるようになれ、と云う事なのだが)

それにブレスコントロールもアンブシュアもよりタイトでないと吹けない為、これがサックスにも良い影響を与えてくれるのでは、と、期待も持っている。
特に手元の楽器は未だ吹き込んでいず、ブランドもSelmerな為、比較的抵抗感が強いのだ、と楽器店のリペアスタッフが教えてくれた。
なる程相当な抵抗だ。きちんと圧力を掛けたエアを入れてあげないと、ヒョロヒョロ云ってしまってマトモな音にならない。
それ以前に緩めのアンブシュアでは音も出ない。それ程強い締め方で無くとも良いのだが、常に支えを意識しないと吹けない。
"みんなが使う"Vandoren Trad 3 1/2では抵抗があり過ぎて辛いので、Rico Grand concert のEvolution 3をちゃんと鳴らす様に心掛けている。

Selmerは元々クラリネットで有名になったらしい。
しかし自分の周りの吹奏楽関係者はことごとくBuffet CramponかYAMAHAだった。今にして思えば何故なのだろう。
あるクラ吹きの友人が何かの懸賞に応募し、賞品になっていたSelmer Prologue IIに思いがけず当選してしまった。
「別なもの狙ってたし、私はCramponだから吹かないの!」と云って、賞品のPrologue IIを手付かずのまま貸してくれた。凄い人だった。
マウスピースだけは"みんなが持ってる"Vandoren 5RVを買ってみたが、そもそもクラリネットに関しては全くの門外漢なので、メーカー毎の音色の違いも何も判らないで吹く事になるのだが、冒頭の様な状態で数年間放置される事になる。
このPrologue IIは今ではカタログから消えてしまっている。
おそらくは初級〜中級クラスの楽器と見えるが、きちんとグラナディラで出来ているし、キーの作りも良い。
キーレイアウトは多少大きめの様にも思うのだが、何せ他にクラリネットを持った事が無いので、ま、こんなもんだろう、と思いつつ、少し苦労している。
自分が吹いても時々クラリネットらしい素朴で素直な音がしてくれる。低音域では倍音がきちんと乗っているのが判る。
未だ"抜けて"いないので、多少堅めの音ではあるが(ここを無理して吹くと音が抜けずに髪が抜ける)低音域からじっくり吹き込んでみている。
意外に身の回りにはクラリネットの音がしているもので、耳に覚えのあるフレーズをふいてみると、まんまの音がしてくれる気がする。
当面の目標は「セキスイハイム」のCMだ。

今は楽器の慣らし、と自分の慣らしを同時にやっている訳だけれども、このクラリネットと云う楽器、自分並みに"お天気屋"だ。
天候が悪いと湿度の関係で管が膨らむ。ジョイントがスムースにはめられない事があるのだ。出来るだけ天気の良い日にはケースを開けておいているのだが、それでも未だ未だ木が動く。
組み立てすらスムースに行かないなんて事はサックスや金管楽器ではあり得ない。

こんな気難しい楽器をいとも軽々と演奏出来るクラリネットプレイヤーと云う皆さんは、さぞかし精神的にも強いのだろう。
知人の気の強い女性プレイヤー達(そう、複数なのだ)の事を考えつつ、あやかってみたいものだ、と嫌みでは無く思う。
楽器が人を育てる部分はある、と思っているので、暫くクラリネットも吹いて行こう、とこれを書きながら思った。

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