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zoom RSS Jody Jazz JET 6

<<   作成日時 : 2014/03/01 20:23   >>

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ちょいと、面白かった。

そもそもJody Jazzって、Dave Gardala以降の"ジャズ向け高級マウスピース"の"はしり"みたいな印象があったり、例の"セカンダリーウィンドウ"なる独特なウィンドウのせいか、一種キワモノ的な印象があったりして、眉に唾つけながらPCのディスプレイ上だけでどうこう云ってた(云わざるを得ない)もんだった。

近年は流通も順調になり、価格は相当なものになったけれども、時折地方都市でも見掛ける位にまではなったようで、色々物色したい向きには嬉しいアイテムになったようだ。

実際、あのDVシリーズは相当好きだ。好みはNYの方だけれど、吹けるんならDVでもDV NYでもどっちでも良い。

かなり細身なボディと薄いビークは最初少々戸惑うんだけれど、何、すぐ慣れる程度のものだ。

公式webサイトにあるように、相当吹き易いので実際のオープニング値よりは狭く感じる。
だからリードの番手を上げたり、少し広めのモデルを試すと、多分丁度良い位だ、と感じた。

あれ位効率良く吹けるのなら、もうバフバフでもギャンギャンでも、なんとでも行ける気がする。
勿論、"それなり"のお値段なのだから、貧乏性としては、それ位良いものでなくては困る、のだ。

HRシリーズは実にオーソドックスなもので、程度の良いヴィンテージを探し回るよりは、素直にこっちで良いんだろう、とも思う。
余りに素直過ぎるので、面白み、と云う点ではメタルのDVシリーズ程ではないと感じるが(*個人の感想なので効能や効果を保障するものではないので悪しからず)、その分演奏に集中したい向きには適したチョイスになり得るんだろう。


ま、何にしても、それなりなお値段はする。
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で、そんなJody Jazzの中で、最近、ちょいと毛色の違うのが現れた。

素材が所謂ハードラバーでも、金属でもない、"ポリカーボネート"のものが、それだ。

例の"ラニオン"仕様のものも凄く面白そうなんだが、今回試したのは"JET"と名付けられた、最近流行りの"スタジオ仕様"的触れ込みのやつだ。

ボディの横中央付近の、何だか得体の知れないマークに引き気味になりながら試してみた。
この辺は、何かアメリカンな感覚なんだろうなぁ。

無理すれば"葵の御紋"に見えなくもないけれど、だからって成敗される謂れは無いのだから、試してみた。

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"ハイバッフル系"と云われるが、所謂DukoffやVandoren Java的なステップバッフルではなく、Cloude Lakey的に滑らかなロールオーバーバッフルがチェンバーの手前まで徐々に絞られていて、チェンバーに入る処でガクンと落とし込まれている。


構造がLakey的であるが故に、Lakey的なパワー感やエッジーな要素を想像してたが、実はさにあらず。

チェンバーがLakeyで云う4*4 -ミディアムチェンバー- よりも広めになっているようで、意外にも結構ふくよかな印象があるし、軽いがちょいと艶のあるサウンドもいけそうだ。
確かに軽いんだが、それ程安っぽい感じはしない。この辺はリードとのマッチングを煮詰める必要があるだろう。

試奏した部屋は狭かったので実際の処は判り辛かったが、音も良くしなやかに伸びてる印象も持った。

ハードラバー的重み、深み、ねばり、は少々厳しいかも知れないが、個人的にはLakeyよりも守備範囲は広く感じた。
少なくとも4*3よりは広いだろう。

なにせ良く鳴るし、バックプレッシャーも適度なものだし、だから無理して鳴らそうとして息切れを起こしたり、息が詰まったり、と云うのも少ないのではないか。



特筆すべきは"音離れの良さ""歯切れの良さ"で、ハードラバー的もっさり感が無く、立ち上がりは素早いし、とにかくレスポンスが良い。
マウスピースに音が溜まる、感覚は、素材のせいか、それ程感じられないし、息が音になる効率が良い印象。
どかどか吹いても息の流れもスムースだし、作りも丁寧で、この辺は流石にJodyJazzって云えば良いんだろうな。


パワー感も充分感じられるが、それでいてメタル程ギラギラ感も無いし、何より軽めだから、ドカドカ吹いてても耳に障る成分も少ない気がする。

ポリカーボネート、と云う素材の、良い意味での"軽さ"もサウンド作りに一役かっていると思われるが、ちょいと面白い。



個人的には以前所有していたBrilhart Ebolinにとても近い印象を得た。
(まぁEbolinって云っても色々あるんだろうし、それ程良い年代のものでも無かったろうけれど)

一種Maceo Parker的ファンク方面なんかには、これ、良いかも知れない。

今回試奏したのは"6"で、Meyer 5MMよりは確かに広い感じはあるが、バッフルのせいもあってそれ程広さは感じない。
多分一般的にはこのサイズが良い、と思われる。

また、ラテンバンド系、ボールルーム系で求められる歯切れ良さは、これ、面白いだろう、と思う。

メタルは扱い辛いが、ハードラバーよりはもっと軽くドカドカ吹ける、立つ音のマウスピースが欲しい、そんな向きには面白い選択肢が出てきたように思う。

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全体の印象は、誤解を恐れずに云えば、"超豪華版YAMAHA 4C"とでも云える。

YAMAHA 4Cは、あれはあれで実に吹き易い。
樹脂製で抵抗感も少なく、開きも狭めで万人向けの扱い易さは比類無い。

だが"強烈な規定路線"を感じるのは、皆様同じだろうと思う。
フレキシビリティを求め始めると、大分窮屈な印象は否めない部分もある。

だが、あの"吹き易さ"を持って、"使える"レスポンスとパワーとサウンド、フレキシビリティが足されたように感じた。

ただ一点。
貧乏性の悲しさで、これが\10,000台ならなぁ、と。

そこも、やはり、Jody Jazz。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私、このマウスピース好き。このマウスピースと出会うまでは私という人間はダブルタンギングが出来ない者なのだと思い込んでました。出来た試のないDIMENSIONのNudisticのサビをいつものように“どうせ出来ませんよ”と思いながら吹いたらアラびっくり!。タカタターラッターラ!(訂正、トリプルでした)って初めて出来ました。まぐれと思い何度もやってみる。10中8,9出来る。それでも夢みたいなので他のリードやらリガチャーやらをとっかえひっかえしてチャレンジ。…出来る。サンボーンモデル(初期型)やらウッドストーンam1-7★spやらガーデラ・キング(レーザートリム(レプリカ(偽物ってわけではない)))で出来なかったのに。ジョディさんって凄い。

2014/11/04 22:49
> t さん

いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
フェイシングの”相性”って奴なんでしょうね。
私もこれ好きですよ。今度woodstoneでBrilhertリスペクトのモデルが出るようですが、このJetも悪くないと思います。
D-O
2014/11/12 03:31

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Jody Jazz JET 6 HIGH BLOW/BIGLOBEウェブリブログ
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