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zoom RSS Woodstone 5M & Mouthpiece Cafe N.Y.Bros #5

<<   作成日時 : 2012/06/01 13:22   >>

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「THE SAX」も「サク★ブラ」も真正面からネタ被せて来てたので、ついでに自分もカブせてしまおう企画。


先日友人に連れていって貰い上京した折に石森管楽器さんへ立ち寄り、買う金も無いのに(買う意気込みだけはあったw)マウスピースの試奏を申し出たら快く受けて頂いたので、最近とみに注目していた2機種を出して頂き(メインの試奏は実は別にあったので)僅かな時間だけれども吹いてみた。

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今年に入った辺りから自分の"吹き方"を一考していて、これからのコンセプトとして"コンパクトに吹く"事を心がけようとしている。
勿論、音色重視は身上なんだけれども、吹いている事がきちんとリスナーに伝わらなければ意味が無いので、伝わる音で、伝わる音を、下手くそなりに伝えよう、と。


よりはっきりアーティキュレーションや、勢いだけでなくきちんと流れに載ったフレーズ感、それらを活かす為のサウンド作り。
その為に、これまではパワー一辺倒で来たけれど、昨今ちょいと寄る年波に勝てずパワーロスする事も少なくなくなってきたので、今よりも演奏の際に"音作りするエネルギー"を幾分効率よく"集中させる"事が必要になってきた。
(ま、楽器が重い、ってのもあるんだろうw)

当然の事ながら奏法の見直しも迫られていて、アンブシュアの改良やブレスコントロールの再訓練にも取り組んでいる一方、具体的にはマウスピース部分でのコントロールを、よりストレスフリーにしたい、と。
吹く際の抵抗感やピッチ、音色など、極力"楽"にしたい訳だ。
それに加え、これから年々衰えるであろうパワーをアシストする意味で、"黙って吹けばピタリとフィーリングが合う"仕掛、の必要性が高まりつつある。



そんな中、手持ちのCannonball CAM5やRalph Morgan Exculiber7Eでは、若干"サイズ"とパワーのバランスが取り辛くなってきた。

CAM5は非常に良いマウスピースで、Cannonballに付属してくる意味が良く判る。
中々に野太いパンチの効いたダークなサウンドが出せるし(正にCannonballに最適、と云える)、何となったらいつもこれを出してくるけれど、いかんせん今の自分では若干パワーが足りない感があるし、今欲しいエッジーな部分にはちょっと距離がある。

Exculiber7Eは明るめでクリアでパワーもあり、スモーキーな方面もエッジーな方面も得意なのだけれど、(昔はともかく)現在はその"7"と云うオープニングサイズを少々持て余しつつあるし、"味"を求めて音をくすませるなんざするとSelmerの如く柔らかで優しい方面に行ってしまい、お育ちの良さが裏目に出る事がままある。
勿論今メインで使っているし吹けなくはないのだけれど、リードの選択がちょっとだけナーバスだ。



リードについてはVandoren Tradの2-1/2が基準になる。

音色の重み、芯の太さ、加えて張りのある明るさ、何よりリード自身の耐久力があるし、住んでいる地域は元よりおそらく日本中ほぼどこでも売っているから入手に困らない。
最近"コンパクト"に吹けるかな、と思い、幾つかのブランド・型番を試してみたけど、Java Red-Cut#2-1/2かTrad #2以外はちょいと相性が突き詰められずにいる。
一時期ドルチェ楽器さんの"EXT"処理リードにも凝ったけれど、そう毎回毎回新宿まで行けないから普通の奴を基準にしたい。

Red-Cutはかなり良い感じでメインで使う事もしばしばなのだが、個体差によっては下手っぴな自分が吹いた時の安定感はTradに一歩譲るし、Trad #2は非常に良いのだが耐久力は#2-1/2よりかなり劣る気がするし、入手には若干手間取る事もある("2"は田舎では常時在庫しているお店は中々無い)。
困窮する昨今、耐久力は高い方が望ましい。

久々に買った(これも15年以上振り)La Voz Medium Hardは久々に良かったけれど、多分これから先はMedium位を丁寧に吹くのが良かろう、と云う結論を出しては見たが、RICO系特有の、中域にグッとフォーカスされたドライなサウンドよりは、Vandoren系のワイドレンジでウエットな方面が好みな、我が儘な自分の意見を通す事にしてみた。


そんな背景がありつつ、「Vandoren Trad #2-1/2」基準で新しいマウスピース導入計画を練り始めた訳だ。
これは前に書いたExculiber辺りから続く、「定番ラバー探し」の発展系、になる。

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「サク★ブラ」紙上では"Bros"と"N.Y"についての言及がなされ、トッププロの方々による説得力のある"本物"なお話が聞けたように思う。

こちとらあくまで道楽の延長線上の話だし、昔から金にはそれ程縁が無かったし、そもそもMeyer系マウスピースには余り縁が無かった訳で(その辺は過去のエントリーに山程書かせて戴いた)、当然"Bros"も"N.Y"も吹いた事が無い。
"N.Y"については"復刻版"を一時メインにしていたが(ああ、本当に売らなきゃ良かった)、その後Lamberson 6Mにメインの座を譲り、現在に至る。
(ちなみにLambersonは最近導入したテナー用の新しい仕掛に"化け"た。これについては近日公開)

こんな事云うと怒られそうだが、正直Meyerについてはこれまでも書いたが"コンサヴァ"過ぎるアルトプレイヤーの権化、みたいに感じる処もあってか"おっさん臭い"イメージがぬぐい切れなかった。
だが、ここにきて、自分も相当なおっさんになってる事もあって、そろそろ落ち着く姿勢もあってよいかも、的な弱気な部分が顔を出してきてるのは否めない(笑)





で、件のWoodstoneとMouthpiece Cafe。


狙っていたのはどちらも"6"。
現状から移行しやすく、自分のブレスやアンブシュア、リードとのバランスが取りやすい、と判断したからだ。
Woodstoneに関してはMチェンバーとMSチェンバーの比較もしてみたかった。
だって、そこまでしないと狙いが定まらず予算の組みようが無い。両方買うなんてそんな恐れ多い事は出来ない。


だが当日はどちらも在庫は無く、"5"のみ。
しかもWoodstoneはMチェンバーのみ、で、Mouthpiece Cafeはレジン素材のみ。
(Mouthpiece Cafeは今後"ラバーコンポジット"のみの生産になる、との事だ)

どちらも「現在はほぼ受注生産状態でバックオーダーが相当数ありまして…」と可愛らしい店員さんが申し訳なさそうに説明して下さったので、即効納得した(笑)


思った通り、どちらも"5"では僅かに"狭い"印象があり、Vandoren Trad#2-1/2ではちょっと辛く感じたが、リードの個体差の範疇と云えなくもない。



しかししかし。


おそらく自分が持っているMeyerに対してのイメージの中から、良いものだけ厳選して凝縮して昇華したものがある、としたら、Mouthpiece Cafe N.Y.Brosに尽きる、とファーストインプレッション。

レジン、と云う比較的軽いと云われる素材を用いて、あの密度の濃いサウンドが得られるのなら、ラバーコンポジットなら尚更"オイシイ"要素凝縮だろう、と想像してみる。
これがMeyerを目指して作られたのだとしたら、Meyerって何て良いマウスピースなんだろう、と(笑)。

きちんと所謂"ジャズ"的"お約束"サウンドがしつつも、若干ナスティでパワフルな極太のヘヴィーサウンド。
小気味良くポーンと出てきた音は、多分100m先まで腰が砕けるなんて事はおそらく無いだろう(w
中々の"濃い味風味"で、多分ファンクやるんでも何やるんでも、この音だけあればまぁ問題無いだろう。
通常道具の試奏にはあまり時間を掛けないのだが(不遜な言い方だが、ヘボな手前との相性なんざ大体すぐ判っちゃう)、これは短い所要時間の中でかなりの時間を割いて音を出してみた。

正直、これは相当欲しくなった。一気に欲しくなった。
Meyer的要素が欲しい向きには最高の選択肢だろうけど、別段そこには拘ってなかったが、これだけ良いものなら、と食指がゴニョゴニョ動きまくったのは否定出来ない。


なにしろただひたすら良い音なのだ。


ビッグバンドだろうとコンボだろうと、セクションだろうとアンサンブルだろうとソロだろうと、これさえあればジャズ的なものには全て決着つけられそうな、そんな"ポテンシャル"があるんじゃないか、と、素人ながらに感じた。

多分、ちょいと古めの楽器、MarkVIとかVIIとかでブリブリやりたい向きにはもう最適だろうし、昨今のバカ鳴りするけど味が薄いと云われる楽器たちと組み合わせても、こりゃ良い!って事になるのは請け合いなんではなかろうか。


あぁ、出会っちゃったなぁ。






一方のWoodstoneにも舌を巻いた。これは楽だ。

Mouthpiece Cafeに比べ(試奏時の状況によるんだろうけれど)、サウンドは若干細く硬い印象を受けたが、音のスピード感や輪郭は相当好みで、パワー感は申し分無くとにかく音がグイグイ伸びる。
息が音になる効率は最高に高く感じたし、だからと云って"張り付いた"感は無く、レンジが広く懐が深い印象も受けた。

味は比較的淡白だけれども、これは奏者が出せ、と云う事なんだろう、と解釈すれば、昨今の自分の好みには、これは最適。
今のニーズには正にこのテイストだな、と確信を得た。

Mチェンバーと云う事だけれど、オープニングを広くした時にこのバランスが取れていれば、と思うと(ここは大事でしょ?)、これは俄然"6"のMSチェンバーに興味が出て来た。

使うリードはおそらく自社のWoodstoneリードを想定なさってるのだろうが、手持ちのVandoren Tradでもかなり面白く感じた。


ああ、出会っちゃったなぁ。


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特段ストレートアヘッドな4ビート方面やビッグバンドでやる予定も今の処無いし、色々な方面に顔も出したいし、昔ほど音量に執着しなくなったから、ストレス無く素直に吹けていればそれでよいのだけれど。

もし「もっとデカく!」なんて云われた時にゃDukoff持っていけば良い訳だ。迷惑でなければ、の話だが(w


そんな訳で、紙面にはDrakeだのAizenだのが並んでるけど(勿論そっちだって興味はあるんだが)、とりあえず的は絞れた感がある。





WSのMSチェンバー、試奏出来ねーかなー。

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