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zoom RSS ★対決! Claude Lakey VS Beechler Diamond Inlay (後編

<<   作成日時 : 2011/12/31 03:11   >>

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さてさて、すっかりご無沙汰してしまったが、いよいよ後編に取り掛かろう。ここんとこDukoffやらBrancher、Morgan Excaliburと現在の自分の"定番"を現場ごとにとっかえひっかえやってたので、きちんと「対決」に戻れなかった。
途中でBrilhert Ebolin 3☆なんかを入手もしたけれど、この企画が気になって仕方が無かったのも事実なので。

勿論、今回の企画もへっぽこな個人の感想の域に留まる訳だし、当然個体差からは逃げられないので(おまけに時の運:w:まである)、そこはきちんと含めてお読み頂ければありがたい。
そんな個人的な事を垂れ流されても、と仰る向きもあろうけれど、何せ個人のweblogな訳だから、そこんところよろしく、な言い訳をしておこう。


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さて、先回散々似てる似てるを繰り返したけれども、実際吹いてみるとこんなに違うのか!?と改めて実感。

そりゃそうだ。至極当たり前の事だけれどもキャラクターまで似てたらお互い商売にならない。

一応公平を期す為に同じリード、同じリガチュアで比較をしてみた。
リードはVandoren Trad#2-1/2、#2とJAVA RED-CUT#2-1/2、リガチュアはWoodstoneのサテンゴールド。
どちらも日常良く使っているもので、自分でも印象を掴み易い、と云う理由に基づくものだ。

その上、長期に渡って折に触れ引っ張り出し、ちょいちょいヒマを見つけて試してみた。
第一印象もそりゃ大事だけど、たまには長い期間掛けてみるのも良いのか、とも思ったからだ。

ま、それにしちゃ長すぎ、と云うツッコミはさておき。

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まずはBeechler Diamond Inlay S6S。

ショートフェイシングとは云うけれどVandoren Trad #2-1/2では随分"硬さ"が出てきてしまって、多分このマウスピースの"オイシイ"ところが出てきていないように思う。
とは云え、「普段使い」がTradだから、これを中心に進めざるを得ない。
どちらかと云えばいわゆるアメリカンカットとの相性が良いように思う。

ティップレールやサイドレールなどを観る限り、作りは比較的丁寧だな、と感じた。

しかし、とにもかくにも音がデカい。
息が音になる"効率"が異様に高く感じたのは、この辺にも起因しているのだろうか。
ヴォリュームだけでも、アンサンブルの中でグイグイ抜けてくる印象がある。

その上サウンドはどちらかと云えば硬質でタイト。
音の芯・本体と云うよりは、音にまとわり付く高次倍音がくっきりと出て、そこがかなり特徴的なエッジーな印象に繋がっている、と感じた。
音の芯になる部分は意外にもとても素朴で素直な印象で、誤解を恐れずに書けばそれこそH.SelmerのS80だのS90だのに近い感覚もあった。

特筆すべきは、最初に出来たサウンドが、そのままの表情で音量だけ変わるように思えた。
これは使ったリードにもよるだろうし、そもそもテスターである奏者=自分の腕の問題もある。
その上で敢えて感想を述べるけれども、小さく吹いても大きく吹いても基本的に同じサウンドでキャラクターにあまり大きな変化は無い、と感じた。
そこが便利でもあり、また、"味"を求める向きには余りそそられない部分かも知れない。

だから、このマウスピースでレンジを振り切り一杯使った味の深い音を出そうと思うと、事実自分には相当骨だ。
ヴォリュームが出るから、っつって吹き過ぎるんでは、それは大人気ない。
だからってソフトにスウィートにスモーキーに、ってのは、現状自分の技量ではちょいと難しいマウスピースだ。

今回吹いてたのがS6S、これが多分定番と云われるS5Sならまたちょっと印象が違うと思うし、正直スモールチェンバーじゃないタイプにも興味が出たのは事実。

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今回、意外(?)だったのがClaude Lakey 4*3。

やはり息が音になる効率は非常に良く、音の密度が濃くヴォリュームのデカさは流石(w)だ。

何かガリガリカキカキパキパキした印象を持っていたのだが、吹いてみたら中々どうして。
mp〜mf位ではサブトーン的な音のくすみ具合が好みに近い。バキバキ方面専用か、と思いつつ、実は結構広いレンジを持つ、ニュアンスの出しやすいものなのかも、と思うようになった。
いわゆるMEYER的なスモーキーな方面も(当然と云えば当然なんだろうが)イケそうな感じで、なかなかイキフンチリバツなポイントもあるようだ。
意外にストレートアヘッドなジャズ方面のユーザーが多いのもうなずける。

そんなレンジを活かしつつ、やはりある程度吹き込むと、音の"立ち"が出てくる。
ここはBeechlerと大きく違う所で、Beechlerがエッジーな倍音がまとわりついて"立ってくる"のに対し、Lakeyは音の芯・本体そのものにパキパキな成分が混ざってきて"立ってくる"ように感じた。
中域〜高域にかけてレゾナンスの効いた、音の本体そのものに非常に特徴的な倍音の含み方をする気がして、ここを巧く扱ってあげないとただやかましいだけの音になりがちなのかも知れない。


特に高音域はある程度の"太さ"は確保されてるけど、ピーキーな部分については例えばDukoffで出るフラジオような"濃い味"には中々なり辛いようにも思う。
出るから、っつってそこを勘違いして好い気になってゴリゴリ吹き始めると多分傍迷惑な音にしかならないなぁ、と。少なくとも自分はそうならざるを得ないなぁ、と。

だからパワフルなマウスピースだけど、吹き方は力任せじゃないほうが良いのだろうと。
それはどのマウスピースにも云えるだろうし、特にDukoffなんてなぁ最たるもんだけど、Lakeyについても全く同様の事が云えるんじゃないか、と。

マウスピースとのバランス、ってとこなんだろうが、土岐門下の皆様はMk.VIIにレイキー、と云う組み合わせが多い"印象"がある。(あくまで印象だし、特に偏見って訳でもないので誤解のなきよう)
ヘヴィーな管体にはピーキーでラウドなマウスピースが合う、のだろう。

ちなみに作りの面ではあまり問題にしたくない(w)
たまたまなのだろうが、もう、シンメトリーなんて言葉はこの際封印しなければならないんだろうなぁ、と。
それこそGottsuさんあたりできちんとリフェイスしたりチェンバーを整形したり、手を入れてあげてみたいなぁ、と。
(金型直す気力も資金もないのかな、と邪推)

こちらもスモールチェンバーではなく、あえての"4*4"に興味が出てきた。
なんでもモノの本によれば、御大土岐英史氏は4*4らしい。
しばらくヤフオクあたりを眺めてみよう。

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結局、自分の中での"定番"ラバー探しは未だ継続中である。

この2本についてはこの長期テストを通じてそこそこ気に入ったものの、実は地元で既にメインで使っている先輩方がいらっしゃって、要するにカブるのが嫌、な訳だ。

今の処、先にエントリーにしたRalph Morgan Excalibur 7Eが一応レギュラーになってきつつある。
徐々に慣れてきていて、そこそこのパワーもエッジも出るようになってきているし、リードとのマッチングも取れそうな流れだ。
ただこれも暫定的なものになるだろう。


早い処、Woodstoneのスモールチェンバーものを試してみたい。

願望だけは広がる。後は練習だな。


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