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zoom RSS Ralph Morgan Excalibur 7E(前置き編)

<<   作成日時 : 2011/04/21 13:38   >>

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随分昔、某「JAZZ L○FE」のニュープロダクツ紹介記事に乗せられて買ってしまって暫く使って以来、大分"寝かせて"しまったけれど、ちょっと思い立ってゴソゴソ出してみた。

身の程を知らない時期に、「ヒトと同じのが嫌だ」「吹きやすいけれどバリバリ云うのが欲しい」と云う理由だけで、大枚叩いて買ったは良いが、扱いきれずに随分な時間が過ぎてしまった。

何せ前述の記事には「ラバーだけれどハイパワーで、○ンボーンみたいな雰囲気も出せるかも」なんて扇情的なコメントが出てたもんだから、当時Meyer 6MMで悶々としてた若造が触手を伸ばすには十分なきっかけだった訳だ。


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ここ数ヶ月はB.Dukoffの出番が多く、しかも開きの狭めなD7(実測したら多分D6位なもんだろう。何故ってそれがデュコフだからw)が殆どだったが、ふとハードラバーものを出したくなった。
勿論H.Selmer S80 Cはちょくちょく出してはいたし、Cannonball CAM5だって折に触れ吹いてはいた。

で、最近なんで"ラバーモード"なんだろう、と。

それは、とりもなおさず「自分の中でのラバーのデフォルトを探す」と云う所。


例えばデュコフなんてのは"お約束"もので、いわゆる"吼え系"な方面には"鉄板"な訳で、そっち方面の"デフォルト"には当然これを出す事になる。
で、クラシック(本当に最近練習以外じゃやらないが)方面にはSelmerが出る。Cだから随分狭めだけれど、練習には最適だ。

それ以外は、と云えば、これまでは普通にCannonball CAM5が出ている。
楽器付属のマウスピースだけれど、実に良く出来ていてめちゃくちゃ便利。
若干パワーとエッジに欠ける部分は否めないが、勿論そこを求めるような"場面"かどうか、によるので、単純にチョイスの仕方、になる訳だけれども、少し、欲が出てきた。

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きっかけは昨秋、ひょんな事からSOIL&THE PIMP SESSIONSの曲を演奏するユニットに誘われた事だ。
とあるクライアントから出た単発の企画だったが、当然、元晴氏の、あの強烈にエッジーな演奏(勿論全く同じになんて出来る訳ゃ無いんだが)が求められている、と思って、一度"デスジャズ"に打ちのめされたトラウマを引きずりつつ(w)参考音源を聞きまくった訳だ。
演奏の内容はともかく、サウンドだけでもイメージに近づけていかないと、クライアントにも他のメンバーにも申し訳ない、と云う思いが大きかった。


元晴氏がお使いのものはMeyer 6MM、とどこかで見た事がある。

アルト業界では、もう定番中の定番で、実は自分には一番遠い部分の話だった。
ご存知の方も多かろうが、もうブリッブリでゴリッゴリのエッジーな演奏の中に、実に柔らかな心根とノーブルな感性が見え隠れする、唯一無二のプレイスタイルな訳で、いやはやこれはハードル高過ぎ(つか"棒高跳び"じゃねーかよ!的な)だろ!と、苦笑しながら聞いてた訳だが、これMeyerで吹いてるの??と、同時に思った訳だ。

いやいやブリッブリのゴリッゴリなら、例えばキャノンボール・アダレイもMeyerだし、あのフィル・ウッズだってMeyerだ。
しかし、元晴氏のサウンドは似て非なるものだし、勿論Dukoffでは全然違ったものになる訳だ。


そこから、マウスピース・リード・リガチャーを総とっかえひっかえしながら、求めるサウンドとレスポンスを探していく事になった。勿論経済的に手持ちのものを中心で、と云う事になるが、リードなんかはこれまで使った事の無いものも幾つか求めて、様々な組み合わせを試したものだ。
何せ、サウンドが決まらないと演奏・練習にも身が入らないタチなので我ながら困ったものなのだが、仕方が無い。
いかにもそぐわない音では、知ってて聞く立場に立てば、残念至極だろう、と思うからなのだが。

で、手持ちのCAM5のバッフルを蝋で盛り上げてみたり、チェンバーを狭くしてみたり、はたまたリードもかなり薄いものやカット違いのものも色々試したりしてみたものの、中々バランスを取る事が出来ず。

結局その現場は普通のCAM5にJAVA RED CUTを合わせてみる事で(音量的に抑え目に、と云うニーズもあったので)乗り切った訳だけれど、その辺りから「自分がラバーマウスピースに求めているもの」が少しずつ判ってきたように思う。

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いわゆるラバーで、と云う場面では、イキフンチリバツな(死語)スモーキーな方面に行く事が殆どな訳で、自分の場合なら場面に合わせてセッティングを選ぶ事になるんだけれど、やはりそれぞれ「持ち味」「守備範囲」があるのは当然。
岩鬼はグワラキーンと1番ファーストで殿馬が2番セカンドなのと同様だ。
世の中デュコフだけ、CAMだけで渡れる程に、自分は器用に出来てはいないのは十分判っているから、もっと精進しなきゃならんし、道具もそれなりに選ばなければならない訳だ。

だけれども、そんなにしょっちゅうとっかえひっかえするのも面倒、と云う側面もある。
出来るならそうそう頻繁に変える事無く、「オレの音はコレ」的なものがあれば、それに越した事は無い。

その反面、自分の音もそうだけれど、アンサンブルが出来上がってくる中での全体のサウンド、を考えた時に、いかにもそぐわない音では、サウンド全体がぶち壊しになってしまう、と云う点も自分の中で否定が出来ない訳で、だから色々考える事にもなるんだが。

要するに、守備範囲が広く、扱い易く、混ぜ易く、抜け易いサウンドをもった"仕掛け"があれば、良い。
自分がメタルマウスピースに求めているものは、例えばデュコフやARB的なものだ。
だから今度はラバーマウスピースにおいて、そんな贅沢なニーズに応えてくれるものがありやなしや。


CAMを弄っている中で気づいた事は幾つかあるが、その中でも"所謂ハイバッフル的な凶暴でエッジーなものは求めていない"と云う点だ。
それ的なサウンドが欲しければ、自分なら素直にデュコフを吹けば良い訳だ。
だから例えばESM JAZZ的な部分は(すごく良く出来たマウスピースだと思うから人に薦めるけれど)自分のニーズには合わない。

それから"プラスティッキーな軽量さは求めていない"と云う点もある。
CAMは例えばランバーソンあたりと比べると幾分プラスティッキーに感じる。音の密度、とか重さ、深さとか、と云う風に云えば良いのか、リードとのマッチングもあるけれども、ともかくも"音の重さ"は重要な要素だ。

それにプラスして"エッジーでスモーキー""パワー"と云うのもある。
Cloude Lakeyの最近のものも手に入れてみたり、Meyer 5MMも15年ぶり位に吹いてみたりしたけど、Lekey的な"突き抜け感"とも、Meyer的なスモーキーなエッジ感、とも、ちょっと違う所が欲しいようだ。
パワーに関しては、最近体力の低下を悲しくも感じている節があるので、欲しいパワー感が今の自分でラクに出せるもの、が欲しい、と云う、これまた贅沢な悩み。


ま、個人のweblogだから、これ位の滅茶苦茶は書かせて頂いても良いだろう。
web上に載せる訳だからそれなりの文責は担わなければならないが、何とかお許し頂ける範疇ではないか、と思う。

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勿論、色々云った内容が、全部リスナーな他のバンドメンバーに伝わるかどうか、なんてのは知る由も無いし、そもそもそこまでの技量やニーズがあるかどうか、なんてのは推して知るべし、な悲しい現実もある訳だ。
けれども、音作りなんてのは、それを云っちゃあおしまい、な所もあるし、音作りを進めたその結果として、奏法が整う、とか、演奏のクオリティが向上する、と云う側面もある訳だから、ので地道に進めて行くしかない。



で、久しぶりに出してきたMorgan Excaliburが、どうだったか、と云うのは…。


緊迫の次号を待て。

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