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zoom RSS ♪教えておじいさん 教えておじいさん

<<   作成日時 : 2009/09/25 09:53   >>

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別に質問の相手がおじいさんに限定されてる訳ではないけれど、近年、web上はサックスに関する疑問・質問が満ちあふれている。

以前にもこのweblogで話題にした事があるが、まぁ、近年の吹き物ブームってのはあるかも知れない。
そこに乗っかって、これまで全く楽器経験・音楽経験の無い方々が"参入"なさった、としたら、そりゃ疑問の一つも浮かんでくるだろう。

となれば、教室に通う前にちょいとwebでも覗いてみるか、と来るのがこの10年位の定番の動きだろう。


勿論、これまである程度の期間楽器に触れてきた方々からの疑問、と云うのもあろう。

元々潜在的にあった様々な疑問が、webと云うツールを得て噴出した、とも云えなくもないから実際の処は数年前から状況は変わっていないのかも知れない。


のだが、それにしても、正直webで解決出来ないレベルのものが、余りに多過ぎるように感じる。

もしくは部活の先輩、顧問の先生、あるいは楽器屋さんや教室の講師の方にでも聞いた方が絶対回答が速い、と云うものが殆どだ。


BBSなどの場合は、情報収集には非常に有効だ。自分でも利用した事もあるし、現在でもあちらこちらのBBSさんを覗かせて戴いて勉強させて戴いている

しかし最終的には、多角的な情報収集と、それを精査する技もj必要になる訳で、あくまで情報収集の一つの手段でしかない事は判っている。


それに、特にBBSでは推測でものを語る事しか出来ない訳で、実際の現場を"想定"するしかない訳だから、一般論で回答するより他に無い事が多い。

極一般的に云われている部分の意見は、応用的に活かせる事もあるのだが、感覚的な話は全くのお手上げ状態だ。
(何度かの交流を経た後、少しは通じる部分が出る場合もあるが、何せリアルに会って状況を見て、と云う処にはまず適わない)



これも以前に書いた事だが、BBSの場合、おそらく半分以上が"既に持っている情報の確認"なのだろう。

"自分一人では不安"、なので誰かに確認したいけれど誰に聞いたら良いか判らず、手軽で便利なwebへ、と云う流れがあるように思う。

BBSなのだからレスが付かない事、自分の期待と違うレスが付く事も往々にしてある訳で、そこで気分を害するようではwebを利用する経験値が不足している、と思う。



以前には"とにかく楽器屋へ行こう""楽器屋に聞け"と結論付けた。

しかし昨今とみに情報過多になってきているから、楽器屋さんとて万能ではない。

相当数の情報やケーススタディを持ってらっしゃるのは事実だが、全ての事柄について適切な情報を持っているとは限らず(それは当然の話なのだが)、そこんところが昨今の"耳ダンボ"で"ニーズ過多"の"一般消費者"の皆さんはご不満な訳だ。

なので"万能に見える"、"自分に対して親切な人がいるかも知れない"、"楽器屋より詳しい情報があるかも知れない"webの世界に流れ込む、と云う図式が出来る。

しかし先にも書いた通り、望み通りの情報に出会う確率なぞ実際高くない事もしばしばな訳だから、最終的には自分で判断するより他に無い。

最近は、その辺を他人の判断に委ねるような書き込みも多く見られるようで、思いっきりデフレスパイラルの様相を呈しているようだ。

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一方、BBS以外の情報収集の手段としては"ブログ"がある。

ウチを始め、サックス関係のblogはもうとんでもない数存在する訳で、最近またとみに増えているような気もする。

こちらはBBSとは違い、blogオーナーの生々しい声が聞こえてくるような印象もあって、"そこんところ実際どうなのよ?"を知りたい向きには大変有効な手段だと思う。
(ウチがそうだ、とは決して云わないww)

ところがこちらも、あくまでblogオーナーの"個人的見解"の述べているに過ぎないから、その情報が自分にも適用出来るかどうか、は判らない、のが本当の処だろう。

きちんと情報を精査して、自分の知識とするまでのプロセスは、自分で負うべきだ。


何せ"ブログ"なるもの、webを通じ世界中に発信している、と云う形態を取りつつ、日記なのだから自分しか見ていないだろう、と云う"思い込み"を産み易い。
(時々自分の意に反する"真っ当な"コメントに気分を害されている"ブログ"オーナーもおられるようで、いやはやなんとも…。スパムの類に迷惑を被っておられる向きには同情を禁じえないが、webの性質をどうもご自分の良いように解釈しておられるようだ…)

そこまでパーソナルな情報なのだから、と、云う前提を理解しなければいけないだろう。

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ここまでは一般的な、特に(自分を含めた)社会人のビギナーの傾向、と云える処を書いてきたつもりだが、では、日夜練習に励んでいる生徒・学生の皆さんの現状はどうなのだろう?

勿論彼らもwebの恩恵に与っているのは事実だし、有効活用なさっている部分は"若い勢い"が後押しして、社会人の比ではなかろう。

が、しかし、例えば、中学校、高校の吹奏楽部では、先輩から後輩へ、講師から生徒へノウハウの伝授が行われていないのだろうか?と勘ぐってしまうような"質問"も少なくないようにも思う。


近年の中学・高校の吹奏楽界では、コンクール対策が第一で、華々しい経歴を持つ学校外部の講師を迎えるケースは少なく無いはずだし、"少子化"の中、コンクールへの出場団体数も過去最高を誇る位なのだ。

そこまで盛り上がっている吹奏楽界、自分達が"現役"だった頃から既に20年以上も経過している訳で、技術的にも比較にならない程高く、当然ノウハウも蓄積されているはずだ。


では何故?

考えられるケースとしては「演奏の現場でノウハウの伝授が行われていない」と云う事になる。

理由は

・「教える事そのものが巧くいっていない」
・「教わる事そのものが巧くいっていない」
・「演奏の現場に、質問者以外の奏者がいない(少ない)」
と云う処なのではないか?

ノウハウの伝授が無い。

いやいや、それが無い訳は無いのだ。「後輩をどう指導したら良いか?」と云った質問も多い。

だから"後輩を指導する習慣"、は残っている。

しかし、「何を教えたら良いのか?」と云う質問もある。

色々と、様々と、理由はあるのだろう。

が、自分の経験から云えば「教わった事が無いものは教えられない」「気付いた事、確証の無いものは人に伝えられない」と云う事だ。

勿論「教える事そのもののノウハウ」もある。

また、増えすぎた情報を精査出来ない、のかも知れない。
(そこを補完する意味でwebが活用されているのだろう)


いずれにせよ、部活動内の個人練習、パート練習、セクション練習、と云う中では、疑問に思った事の解決が出来ないケースが多い、と云う事なのだろう。

あくまで"外野"の目線なのだが、練習時間の比率が、最近は全体練習の方が多くなっているのでは、と云う印象がある。

全体練習、セクション練習では、音楽表現的な要求が高くなる。
音楽専門の講師が指導にあたる場合は尚更だ。

その"音楽表現的要求"を、どうやったら実現出来るのか、と様々考え、議論し、悩み、解決する、その場としての個人練習、パート練習、という側面もあるはずだが、その要求が高すぎて解決出来ない、と云う訳では無いはずだ。

指導、と云うのはキャパシティを考えなくてはいけないので、度台無理、と思われる要求はまずやらない。

少なくともコンクールを視野に入れていれば、まず数ヶ月で実現出来る事しか要求されない筈だ。


BBSに寄せられる質問の中で、時々目を疑うような"基本的"な内容もある。

文体から想像するに、おそらくは中学生、時には高校生もいるのだろう。

よそさまのBBSの内容をここで書く訳にはいかないのだが、本当に"部活動って大丈夫か?"と聞きたくなるものに出っくわす事も少なくないのが現状だ。


そもそも楽器の取扱いやセッティング、コントロールについては、個人練習、パート練習の時間を多く取れなければ上達する訳も無い。

全体練習、合奏の場面で話されるべき事では無いからだ。

その部分は先輩から後輩へ引き継がれていく部分でもあるし、そこできちんとコミュニケーションが取れる事、その事そのものがとても大事な訳で、きちんと"教育的効果"も含まれている訳だ。


個人練習やノウハウの伝授が、きちんとコミュニケーションを介して行われず、ただただコンクールの実績を積みたがる("目標を達成する"と云う点だけは満たすのだが、そこで"燃え尽きて"しまい音楽を離れる中・高校生の何と多いことか!!)現在の吹奏楽部の体質について、様々な方面から話を聞くこともあるが、日本の将来の音楽愛好家たちの行く末を本気で憂いてしまう事も多い。


そんな中でも、どうにか生き残って、地味だが楽しく音楽を続けていこう、サックスを続けてみよう、と思ってくれる若者がいれば、それはもう諸手を挙げて歓迎したい。


中にはwebを通じて情報を集めて、自分で頑張ろう、としている向きもあろうから、そんな時にもし検索に引っかかっても(薬にはならずとも)せめて猛毒にはならないようなものをある程度選んでエントリーにしていこう、と改まって思う事があった。

ので、こんなエントリーになった。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、またおじゃましました^^

最近の子におもったことは・・・
疑問が浮かんだとき自分自身で情報を探し出し考えることをしなくなったような気がします。
安易に人に聞いて答えを得たとしても根本的なところで理解できるとは到底思えません。
他者からヒントや情報を得て自分自身で答えを模索してこそ始めて身につくものと自分は考えます。
人から聞くことが悪いわけじゃないと思いますが・・・
ただ聞くだけでなくそこから自分らしさに昇華させていくのが学ぶってことじゃないのかなと思います。

音楽だけにかぎらず仕事でもなんでもネットで調べれば即解決みたいに勘違いしている
人間が増えてるのでしょうかね〜
本当の解決とはその先にあるのに^^;


駄文失礼しました^^;

ハースニール
2009/09/25 22:57
>>ハースニールさん

いらっしゃいませ。度々のお越し&長文におつきあい頂きましてありがとうございます。

子供の現状、これは大人の真似が半分でしょうね。もう半分は時代の空気を読む本能みたいな
もんでしょう。

もう情報もサービスも提供されてなんぼ、の時代ですから、少しでもそこに不足を感じればイコール不満、って事になるんでしょうね。
駄々っ子みたいなものですが、自分も社会全体がそんなものに飲み込まれている気がして、自戒に絶えない訳です。

"満足して当たり前"の時代を長く過ごし過ぎたのかも知れません。
「お互い様」「お世話様」が忘れ去られている気がしてなりません。

勿論モノの数、情報の数が余りに多くなり、自分一人では精査出来ない現状、と云うのもあるとは思います。
なのでサービスに頼らざるを得ない側面も否定出来ません。
きちんと導いてくれる人、を大人も子供も欲している、と云うのもこれまた現実、ですね。

仰る通り、自分らしさ、本当の解決に向けては、まずは気づいた人間が、まずは自分の周りから少しずつ、と云う事でしょうか(偉そうですみません

よろしければ又お越し下さい。
D-O
2009/09/26 08:28

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