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zoom RSS YANAGISAWA soprano Rubber 6

<<   作成日時 : 2009/08/11 16:57   >>

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実の処、これまで使ったYANAGISAWAのマウスピースは、購入前に試奏を殆どしていない。今回入手したソプラノのラバー6は、某店の夏のバーゲンでとても安価に手に入れられたのだが、これは良い買い物をした、と思っている。

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これまで何度となく書いているけれど、地方に住んでいると、例えばマウスピース一つ新調するにしたって一大イベントな訳だ。

まず周囲の楽器店にはマウスピースの在庫なんぞ、殆ど無い。
あったとしても選択肢が非常に限られていて、選定なんて夢のまた夢、的な状況もある。

そんな時、今なら止めておくのだが、その昔は何せ「代えたい」「買ってみたい」思いの方が強いから、何が何でも代えなきゃ収まらない。
だから、適当に妥協して買って帰って、後で苦労するパターンが多かった(w


現在はネットが普及し、情報だけは浴びるほどあるが、そもそも良く知らないうちに選び始めると精査出来ない情報の量に飲み込まれて、マウスピース買う処の話じゃ無くなる。

昨今、当然"耳年増"が爆発的に増えた訳で、やれ「個体差が」どうの「あのブランドの最近のものは」どうの「通販が」どうの、と買いもしないうちから物凄く詳しくなってしまう事だってあるが、実際吹いてみてどうこう云うのは自分なのだから、やはりきちんと選んだほうが良いのは自明の理だ。



そんな中、昔も今も比較的安心して注文が出来、個体差も(無い訳ではないが)meyerやDukoff程は考えなくて良い筆頭がYANAGISAWAだ。

作りがとてもカッチリとしていて綺麗。
そこが信頼出来そう、と云う事もあって、マウスピース選びの際にはYANAGISAWAのマウスピースはまずファーストコールになっていた、と云うのがある。


サウンドも、MeyerやSelmerあたりに比べると随分ソリッドでストレートだが、筆者のごときヘヴォサックス吹きでもリードのマッチングが良ければ柔らかくふくよかなニュアンスも充分出せる。

吹き手や楽器の問題もあるが、純然たるクラシックは難しいにしても、吹奏楽やらビッグバンドあたりの使用なら、サウンド的には全然"使える"のでは無いか、とも思う。

よく云われる「YANAGISAWAのマウスピースは無味無臭」と云う傾向は、ヘヴォながら感じる事は出来る。
マウスピースそのものに"味"を求める向きには厳しいのかも知れないが、今回のソプラノ ラバー6に関しては、ピッチも比較的取りやすく、コントロールが容易である、と云う点はソプラノのマウスピースに関しては最も重要な処だろうから、現状"差し引き"して納得している。

若干音量的に厳しい面も無くはないが、それとて拡声装置(w)があれば解消出来るレベルの話だし、筆者は現在LegereのSTANDARDを使用しているので、天然ケーンのリードよりはどうにかなっている節もある。


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これまでYANAGISAWAのマウスピースは幾つ使ったか、定かではないのだが、当weblogのエントリーにもしばしば登場している。
個人的には一番馴染みが深いマウスピースのブランドかも知れない。


多分、これまで使ったものは

・アルト用でラバーの7、メタルの7
・テナー用でラバーの4、メタルの7
・ソプラノ用でラバーの5と7

それに今回入手したラバーの6、借りているメタルの6。

おそらくこの他にも1、2個あると思う。


殆ど他人にお譲りする等して手元には残っていないが、テナーのメタル7、ソプラノのラバー5は一番付き合いが長いから「何かあったらこれを使う」的な"保険"として未だに持っているし、ソプラノのラバー6は現在メインで使っていて非常に具合が良い。

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良いマウスピースの筆頭として認識しているYANAGISAWAだが、では何故これまで何故沢山のマウスピースをとっかえひっかえしてきたのか。
実は「いつもギリギリの処で裏切られる感」がある、と感じていたのだ。

理由は至極簡単、冒頭にも書いたのだが、以前は試奏の機会をあまり持てない中買ってきたので、手元に届いてから自分の事情を加味する中マッチングを取るのが大変だった訳だ。

カタログや手持ちのマウスピース(他社製)を眺めつつ、思いを膨らませ、これなら大丈夫だろう、と云う「代えたい」思いが先行してた。
要するに所有欲を満たす方が先立ってしまってた訳だ。
意外にこれで失敗しているアマチュアプレーヤーの方も多いのではないだろうか?


だから、開きの広さやフェイシングのカーブなど、本来何度も確認しながら選ぶ処をすっ飛ばして来たが為の、結果、なのだ。
試奏出来る場合でも、他の選択肢も情報も経験も技術も充分ではない中選ぶものだから、「これはこういうものか」ってな処で「代えたい」思いを充足した段階でOKしていた。

で、後で苦労したパターンだ。


目標としているサウンドやコントローラビリティに、届きそうで届かない、踏ん張れそうで踏ん張れない、出せそうで出せない、このもどかしさが、これまで大分"投資"をする事に繋がった。


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しかし、そんな状態でもYANAGISAWAのマウスピースはポテンシャルの高さを発揮して止まなかった。
間口がとても広く、とりあえず吹けちゃうのだ。

しかし、そのポテンシャルを活かすには、それなりの技術と経験が必要だな、とも感じるようになった。
プロ諸氏の中にもYANAGISAWAユーザーも少なくないと聞く。

ウチの師匠もその口で、特注マウスピースを既に数個作成して貰っている。
最近も新たに発注・出来上がってきた様で、その中身が非常に気になる。


そのうち、師匠と同じ仕様で2、3個頼めるような身分になりたいものだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは♪(^-^)/

>要するに所有欲を満たす方が先立ってしまってた訳だ。

私も所有欲で失敗したクチです(^-^;
私の場合はPeter Ponzolでしたが前の先生が余りいい顔をしないので、実際にいろいろ試してみてSelmer Soloistになりました。
現行品もいいのですが、やはりビンテージの方が音色がいいのと、ビンテージの中では比較的値段も安く状態も良いのが多いので、一時期機会があれば買いまくってました(^-^*

さて、
YANAGISAWAですが“無味無臭”という感覚はなんとなくわかるような気がします。といっても吹いたことはないのでイメージが先行していますが、吹きやすくてピッチも取りやすいという観点から見れば何もSelmerにこだわらなくてもよいのかな〜とこのブログを読ませていただいて思った次第です。

機会があれば、YANAGISAWAも試してみようかと思います(^-^)
praetor_gaius
2009/08/12 14:11
>>praetor_gaiusさん

いらっしゃいませ。ご無沙汰致しております。

確かに「代えたい」年頃、と云うのはありますよね(wwww

私は余りヴィンテージものには手を出した事がありません。価格が法外なのと、入手経路の細さ、が原因です。
なので(半ば意地ですがww)新しいものの中から探してきた、と云う処です。
Ponzolは以前宮崎隆睦さんがお使いになった時の生音を聞いて「これだ!」と思いましたが、価格の高さにさっさと挫けてしまったクチです。
機会があれば欲しいですねぇ。

Soloistは現行のものを一時期使っていましたが、その時欲しかったサウンドと段々離れていったので、手離した事がありますが、こちらもそろそろ又使ってみたいですね。

YANAGISAWA、まぁ結局は好みの問題、と云う事になるのでしょうが、マウスピースに全てを預けず、音色コントロールは全てプレイヤー任せ、と云う、実はとっても怖い存在でもあります。
Selmerとは全く別物ではありますが、機会があれば是非一度試してみては如何ですか?
D-O
2009/08/12 14:36

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