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zoom RSS ★サックスを"始める"(2)

<<   作成日時 : 2008/09/23 22:07   >>

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昨年の春、まぁ、春なので、そんな気分にもなるだろう、なんて事で始めたが、ついぞ話が進まずにいた。

ことしはすっかり秋の匂いが漂う時期になってしまったが、ま、不定期が心情の当weblogなので、気にせず進めさせて戴こう。

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昨年は"サックスを吹く体になる"なんて話を恐れ多くもさせて戴いた。

で、今年は、と云う話だが、"自分が楽に吹けるセッティングを作る"と云う事だ。

楽器を手にして、音を出す事自体が多大なストレスになってしまっては、そこから先へは中々進めないだろう、と思うのだ。



サックスを始めよう、と云う場合。

楽譜なんてのは、大概小・中学校のヒマな音楽の時間にチョロっとしか見た事は無く、楽器なんてのは店頭やwebページ上にずらっと似たようなのが並んでて、どれがどれなんだか、と云う状態ではなかろうか。

演奏や練習を行う場合、現在ではほぼ100%、楽譜を元にする事になる。
いきなり1曲全部を耳で聞いて、それを再現させよう、なんてのは(実は一番勉強にはなるのだが)、さっき初めて楽器持ちました的な場合では、それを薦めた段階で楽器を放り投げてしまうだろう。

読めない楽譜、乗れないリズム、慣れない用語、初心者の方々はこのハードルを越えなければならない。

実際、楽譜を読む事は、慣れなければ相当難しいのだ。
違う言語を身につけるのと感覚的には似ているだろう。

その上で、楽器を持ち、音を出し、姿勢や呼吸、アンブシュア、運指など、多種多様なセルフコントロールをしなければならない。
演奏、と云う作業はそんなもんだからだ。



レッスンや練習も中々に大変だ。

例えば、社会人。


毎日毎日決まった時間に決まったメニューで練習を積み重ねられる方、と云うのは、かなり強い意志と、その意思を貫く事が許される環境を整えた方だろう。

大概の場合(語弊があったら平にご容赦)、所謂"趣味程度"であれば週のうち、多くて半分、少なければ1、2日、ともすると月に2、3回しか練習の機会が無い、なんて方は圧倒的に多いのではないだろうか?

定期レッスンに通っておられる方であれば、一回あたり一時間程は吹ける計算になるが、それとて最初の10分位は楽器のセットやウオームアップに使うだろうし、終わりの5分は楽器をしまう事に使うだろう。
(ロングトーンやスケールなどもウオームアップと考える)

だから実質40分前後の中で勝負掛ける事になる。
一週間の中で、だ。
月にようやく2時間程度の練習が出来る事になる。
個人的には現状のコンディションを維持するだけでも、最低週に10時間程は欲しいが…。


とは云いつつ、レッスンに通えるなんて羨ましい、毎日練習出来るなんて…、と云う前に努力をしろ、と。又は、決して恵まれない状況であるにも関わらず、地道に練習なさっておられる方もおいでなのだ、と云う向きも沢山で、厳しくも愛情のあるアドヴァイスをあちらこちらで耳にして、非常に恐縮する反面耳も痛いのだが。

しかし、そうは云うけれど、そうそう思う通りに時間も機会も持てないし、と仰る方も少なくなかろう。
モチベーションだけではどうにもならない場面もあるのだ、と云うのもこれまた事実なのだ。


世の大半の楽器吹きの方々は、自分のイメージを具現化出来る程の練習を積めるか、と云えば、それは相当難しいのではないだろうか。



社会人は様々な状況の中で翻弄されながら、涙ぐましい努力を重ねておられるのだ。
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去年の話では、極力定期的な練習の機会を設けよう、と云う処で話を収めた。


物理的に、練習の機会そのものが多ければ、それだけ上達も早いのは間違いない。

管楽器の演奏と云うのは、ある種スポーツに似ていて、筋力トレーニング的な部分、感覚的な部分、共に"間"が空き過ぎると、それ以前の状態を掴み直すまでの時間が相当に掛かってしまう。


一番辛いのが「楽器を持ち続ける事・息を出し続ける事が」それに「息を入れて音を出す感覚を忘れる事」、これは経験者であってもしばらく間が開くと厳しい。


だから、初心者の社会人の場合は特に、数少ない"音を出す機会"に"音が出し辛い"のでは、困る。


音さえ出れば、意識する事なく、ともかく音さえ出れば、姿勢がどう、息がどう、指がどう、楽譜がどう、と考えをめぐらす"余裕"が生まれる。
余裕が生まれれば、ようやく先へ進める余力が生まれるし、楽しむ事さえ出来るようになるだろう。


なので、少なくとも練習に臨むには"極力音が出し易い"方向へ進む事が大事だ。


楽器については、

・持ちやすい重さ、大きさ、
・指が動かしやすいキーレイアウト、
・そして息を意識し易い、程よい抵抗感を持つセッティング、

これが出来てしまえば、相当楽になるだろう。

但し、こればっかりは実際に手にしたり、試したりしなければ判らない部分が多い。
機会があれば楽器屋さんに足を運んだり、レスナーの方にアドヴァイスを仰いだりするのが最良の方法だろう。
情報量、ケーススタディの量が違うし、きちんと情報を精査しているからだ。

何度もこのblogで話題にしているが、初心者の方の場合、何が困るか、と云えば、世の中に溢れている情報を精査する経験が全く無い、と云う事だ。

情報を得る手段、としては現状webが最も用いられている手段だろうし、今は専門誌・関連誌も多い。

けれども、どの方法でも「今の」「あなたの状況には」「これよりは」「こっちが」「この点で」「適している」と云ってくれる訳ではないのだ。

(どうせ楽器屋とレスナーは結託して、高いもんばっかり買わせて搾取しようとしてるんだろ、的な発想が非常に多くまかり通っているのは、非常に寂しい状況だ。実際そんな店もあるのだろうし、生徒とコミュニケーションが不足しているレスナーも少なくないのだろうから、完全には否定出来ない。さもしい世の中になったもんだ。長くなるので今回はこの辺で)

自分の状況において、楽器、リード、マウスピース、ストラップ、リガチュアについて、どんな選択があるのか、「ストレスが少ない」と云う一点の基準において、どうすればよいのか。

勢いで買ってしまう事が多いであろう楽器について、ここは一番レスナーや楽器店のアドヴァイスにも耳を傾ける余裕が欲しいものだ。

あそこのサイトでこう云ってたから、とか、ここのホームページの記事が自分の状況と似てた、とか、まぁ様々あるだろうが、webだけが全てではないのだから、可能な限り実物に触れて、話も聞いて、心配事を少なくして、晴れて購入、と云うのが望ましいのではないだろうか?
相変わらずwebは不便だからだ。

だからこのweblogのエントリーだって、話半分くらいが丁度良い、と云う事にもなる(ww

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随分前にこんなエントリーを書いていて、今も全く変わらない状態がある事にただ苦笑するばかりだ ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは

小生もサックスを再開する時にいろいろとWebを彷徨って(ww)楽器の情報を探し回っていましたが、最終的には実際にCannonballを触って吹いてをして決めてしまいました。

練習も昔やっていたのだから...と思ってみてもやはり長年のブランクは如何ともし難く1年ほどしてやはりレッスンを受けました。

まぁ、そのレッスンも1年弱でやめちゃいましたけど...ww

ただ未だに迷いはいっぱい有るんですがね...ww
青龍
2008/09/29 16:44
>>青龍
コメントありがとうございます。
うーん、私も今猛烈にレッスン受けたいんですけどねぇwwwww
勉強は出来る時に出来るだけしとくのが良い、といまさらながらに思います。
D-O
2008/10/04 15:54

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