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<<   作成日時 : 2007/06/14 10:22   >>

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このblogを始めて2年余りが経過するが、開始当初、実はioに関して一度エントリーを書いていた
今回2年振りの再会を果たした事になる。


ついでに2ヶ月も更新が無かった。いかんいかん。

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*この記事の内容はあくまで個人の感想のレベルであって、特定の企業、製品について、なんら恣意的なものは含まない事をくれぐれも御承知置き頂きたいし、読者に内容を強制するものではありません。
また楽器の製品の性格上、個体差があると云う前提に基づき、実際の購入に関してはあくまで読者自身の判断によるものとし、このblogの管理人、協力店、記事内容、およびbiglobeは何の責任も負わないものと致します。
以上を御理解頂けた方のみ、ここから先の記述をお読み下さい。
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"ブラックニッケルもの"でこれまで最も有名だったのはKEILWERTHであろう。
タイトでダークな独特のサウンドとも相まって、サックスプレイヤーには強烈な印象を持って認識されていたに違い無い。
楽器と云えば金色、黄色と相場が決まっていた時代にあっては、尚更だ。
口さがない向きには"仏壇サックス"的な呼ばれ方をしているのも、まぁやっかみ半分だと思えば充分許せる範囲だろう。

昨今、ブラックニッケルものが物凄い。
KEILWERTHは元より、我がCannonball、Cadeson、数多い廉価版サックスに至るまで、猫も杓子も黒い。
何でここまで諸々黒くなったのかは判らないが、まぁかなりカッコいいから仕方ない。
(個人的にはEWI4000sのブラックニッケルフィニッシュなんか作ってもらいたいもんだwww)

ブラックニッケルプレート、に関してサウンドの傾向だの何だの本当は云いたいが、手元のCannonball位しかサンプルを知らないから沢山の事は云うべきでなかろう。
楽器の個体差の問題もあるし、非常に大まかな傾向としてしか話もし辛い。

しかしながら、ブラックニッケル。サウンドもルックスも相当個性的である事には変わりないだろう。

個人的には、ニッケルそのものが比較的硬く重い為か、サウンドの輪郭が良くも悪くもはっきりしつつ(若干金属的なギラつきが出る傾向はあるのか??)、音の重心が幾分下がるような印象を持っている。
レスポンスはどちらかと云えばストレートで、ラッカーの持つ柔らかなレスポンスとは少々異なる気もする。

メタリックなギラつきを"派手目"と解釈するか、小音量でも輪郭がブレない、と取るかで評価が分れそうだが、かなり特徴的なサウンドになる事は間違いない。

音色の表情が若干乏しい、と感じてはいるが、それは奏者による部分の方が大きいし、トーンが安定している、と云えなくもない(w
場合によってはブラスバンドなどでも十分使えるとも思う。
(尤もかなり保守的・排他的な世界なので、全て受け入れられるとは限らないがww)
だから安定したトーンが求められるポピュラーシーンには比較的受け入れられやすいだろうとも思う。
Cannonballの場合、肉厚のベルやゴツい管体のおかげか、トーンコントロールは比較的幅を持てるように思う。

そもそもサビに強い仕上げとして、屋外使用が多いマーチング用や廉価版の楽器に多く用いられていた経緯がある。
フルートやトランペットなどではニッケルプレートのものは珍しくない。
ブラックニッケルは、そのルックスの印象とも相まって"ヘヴィーデューティ"的な印象を持たれる事が多いのでは無いだろうか、と思ったりもする。


で、io。
発売当初は所謂ラッカーもの+プロプレイヤー向けの特注プレートものだけだった訳だが、最近は凄い。
話題をかっさらった例のピンクラッカーに始り、シルバープレートは云うに及ばず。
ブラックニッケルもいつの間にかラインナップに載っていて、今回初対面となった。
やはりかなりカッコいい。

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ここからは今回試奏させて戴いた個体に限って、の話しだ。

他は知らないので、そこは改めて確認する。

率直な印象、「サンデープレイヤーに最適」。

とにかくレスポンスが良い。
息がまんま音になる。軽く吹ける割にそれ程安い音はしない。

キーポストが直付けだったり幾分管も細身(に見える)だから、反応が良いし音のコントロールもし易いだろう。まとまりが良い。
以前に持った時よりも"重さ"は感じなかったし、音程も申し分なく、キーアクションもスムースだ。
扱い易さ、吹き易さ、これは初級者の方には最も重要な部分だ。

その上今回の個体は特に鳴らし易かった。

これまで新品の楽器はレスポンスや音程など、実用に耐えうるレベルまで持っていくにはある程度の時間吹き込まなくてはならない、と云う大命題があった訳だが、昨今の楽器ではその最初の"ハードル"とも云うべき部分がかなり低い。
設計や工作技術が進んだのだろうから、それは喜ばしい事だ。

だから、例えば週に1、2回程度、レッスンとセッション位しか演奏の機会を持てない、忙しい社会人層には良いのでは、と感じた。

おまけにスクールの発表会などでは音色と云いルックスと云い、ウケる事間違い無い。個性、ルックス重視な方の食指が動くのは止められないかも知れない。


一方、個人的には"吹き応え"感、がもう少し欲しかった。

いわゆる"ドッカン傾向"で中庸のコントロールが却って難しい面もあった。
0→400mは速いが中低速のトルクをじっくり感じる、と云うのとは違う、とでも云おうか。
ステアリングの反応が非常に大きく、常に大きいアンダーステアが出る、とでも云おうか。
入れた息の分だけ、きっちり管が鳴る。だからどんどん入れて行くと、鳴り過ぎる、印象を持った。音が外側に"張り付いて"しまうような印象。

叉、吹き手との相性の問題なんだと思うが、様々な点でもっと"幅"が欲しい、とも思った。
以前吹かせて戴いた1065GLの方がしっかりした抵抗感があったので、この辺は個体差の問題だろう。


しかし逆に、この"吹奏感の軽さ"を持って、サブ楽器に良いな、とも(個人的に)思った。
普段が何せ重戦車みたいなヘヴィー級の楽器なので、たまに軽い楽器を持ちたくなる(w
(軽い方がやはり肩が凝らなくて良い)
楽器の性格が変わるとやはり演奏の仕方も変わってくる。経済的余裕があれば、気分転換にはちょうど良いチョイスかも知れない(贅沢

今回の個体は本体が比較的ギラギラドッカンしてるサウンドだから、例えばMeyerあたりの、ちょっと詰まったサウンドのマウスピースに、厚めのRico系アメリカンカットのリードなんか合わせて、ちょいとダークな方面を目指したらイキフンチリバツになるのかも知れないが、持ってないから確かめ様が無かった。
Selmerにアメリカンカットのリードを合わせて吹いてみたが、それはそれでかなり良い感じではあった。
やはりセッティングは重要だ。楽器の性格と自分の事情をすり合わせる為の手段だからだ。

本当に今は沢山の選択肢があって、良い時代だ。
Cadesonも新しいラインナップが出てきているし、Cannonballでは例の"Fat Neck"つきが大分出てきている。
一部ではソプラノの"82z"の噂も出ている。
今年は"楽器フェア"があるだろうから、管楽器関係の盛り上がり方もハンパない。


サマージャンボは終わったから、秋・冬はちょっと頑張ろう(w


*試奏時データ:
Lamberson 6M + Harrison Harts Ligerture GP + WOODSTONE Lead #3-1/2
BARI DECOTA(Cannonball)#5 + WOODSTONE Ligerture SatinGold + WOODSTONE Lead #3-1/2
H.Selmer S80-C☆ + Vandoren Masters Lacquer Ligerture + WOODSTONE#3-1/2

■試奏協力:ヤマハミュージック関東 新潟店

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