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zoom RSS LEGERE 2 1/4 standard- cut tenor saxophone

<<   作成日時 : 2007/01/21 14:12   >>

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近所では最も活きの良いサックスプレイヤーの一人"ばんます"氏が既にエヴァンジェリストとなっているLegere。ものは試しと入手を試みた。

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今回はテナーサックス用。

ラインナップには所謂フレンチカット系の「スタンダードカット」と、アメリカンカットの「スタジオカット」の2種類がある。
それぞれ1/4刻みで設定がされているので、かなり細かくマッチングを取る事は可能だ。

とは云え、大概のファイバー系リードは、1枚が他のリード1箱分はあるので、それなりの勇気と経済力が要る。
処が、後述するがlegereの場合、この点をカヴァーしてくれる制度もあるので、多少は負担が少ない。


試奏にはYANAGISAWA METAL#7を用いた。
このマウスピース自体は非常にフレキシブルなものなので、あまりリードを選ぶ、と云う事は無い(但し、「巧く吹ける奏者」は選ぶ傾向がある)。

総じてスタンダードカットの方が番手の数字の割に厚く、抵抗も重く感じた。
スタンダードカットの#2・3/4 ではRico JazzSelect#3H Filedよりも硬く重く感じた。
スタジオカットの#3 はLa VozのMHよりも重め、Vandoren V16 #3 1/2前後の硬さの様に感じた。
これまでVandoren ZZ#3かRIco Jazz Select#3M Filed or #3H Filedを使ってきていたが、とりあえずスタンダードカットの#2・1/4は使えそうだ。
(スタジオカットは"腰"の位置が根本寄りのようで、自分にはピッチコントロールが厳しかった)
勿論全ての番手を試している訳では無いので一概には云えないけれども、標準的な"番手"に+0.75〜1すると、比較的近いニュアンスにはなると思う。

勿論あくまで個人の感じ方なので、鵜呑みにする事の無いよう。

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レスポンスは申し分無い。かなりリニアな反応の仕方をする。
吹き始めよりも、10分程度吹き込んでからの方がより良いようだ。
音をまとめ易い。コントロールがし易い、とでも云えば良いのか。
天然素材のように、組織の粗密のばらつき具合が元でリードが暴れる、と云う事は無い。


音色に関しては全くの処"好き好き"な訳だけれども、個人的には若干"大味"な部分は否めなかった。
直後にVandoren ZZ#3と付け替えて吹いてみた処、やはり音色に関しては歴然とした違いがあった。特定の倍音が強調されるような気がする。
勿論耳に馴染んでいる事もあって、天然ケーンの方が全てにおいてしっくり来ている。
しっとり感とすべすべ感、もちもち感、雑味の充実度は比較にならない。
しかし、出来の悪い、音色の悪い天然モノを無理して吹くよりは、明らかにlegereの方が良い。

語弊がありそうでビクビクしながら書くのだが、ご存知の方がおられればお判り頂けると思うのだが、"ブロンズの弦を張った、枯れたボディを持つアコギ"と"コーティングされた弦を張った、ファイバー製ボディを持つアコギ"位の差、と云っても良いかも知れない。

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しかしながら、Legereについては他にもっと利点がある。"コーティング弦+ファイバーボディ"の方が良い場合も少なく無い、と云う事だ。

つまり、
・リードにおいて根本的な問題…湿度に左右されない
・劣化が非常に遅い
・音量が大きめで、音の"押し"が強め
・品質が安定している(所謂"当たり外れ"が極少ない)
これは大きい。

ステージ上では、当たる照明は相当の熱量を持つので乾燥しがちになるし、リードのコンディションも刻々変化し、下手なリードだと演奏中にどんどんヘタってくる(プレイヤーもそこそこヘタっている訳だがww)。
モニター環境が良くなければ自分の音すら良く聞こえない訳だから、オーヴァーブロウ気味になり、疲労もする。その一方でリードの負担も大きくなる。
リードの劣化が遅く、基本的な音量が確保出来ていれば、無理も減る。
劣化が遅く、買い替えても"当たり外れ"が少なく、"いつ何時吹いてもある程度同じコンディション"でいてくれる、そんなセッティングは正に理想な訳だ。


例えばロック、ファンク系のバンドで、ライブハウスへの出演頻度が高いプレイヤーなどでは、有効なポイントがいくつもあるように感じる。

自分の場合アルトの演奏が殆どなのでテナーを演奏する頻度はそう高くない。
処がいざ吹こうとすると、アルトと同様(もしくはそれ以上)に煮詰めたセッティングを要求するわがままな自分がある。むしろ普段頻繁に吹かない分要求も厳しくなる、と云うものだ。
つまり「それ程頻繁には吹かないテナーを」「パッと取ったらパッと吹ける」位のセッティングが「いつでも」欲しい訳だから、だ。
天然素材のリードでは劣化は避けられない。
リードヴァイタライザーについては、頻繁に演奏される方用なので、長期の保存には向かない。
だから、長期間同じコンディションで保存が出来て、反面吹きたい時にはいつでも同じコンディションで吹ける、そんなリードが理想と云えば理想、な訳だ。


これは、例えば月に数回程度しか練習の機会が無いプレイヤーでも同じ状況があるのではなかろうか。
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ファイバー系のリードでは、これまでBARIやファイブラセルを少しだけ使った事があるものの、きちんとセッティングを煮詰めるには至っていなかった。
大体ファイバー系のリードは単価が高め、と相場が決まっていたので、そうそう冒険も出来なかった訳だ。

処が今回のLegereについては、そこんところがちょっと違う。
この手のリードの場合、吹奏感やサウンド、と云うポイントが1番気になる処だろうけれども、自分の場合はここが最初に気になった。

購入後1回に限り、輸入元の(株)グローバルさんで直接交換に応じてくれるのだ。
これは過去のリードではあり得なかったサービスで、今回も"購入"したのは2枚。1枚分は交換で対応して頂いた。
決して安価とは云えないが、これまでよりもハードルを低く感じた事は確かだ。
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プレイヤーがリードに求める要求のポイントは様々だ。
その中の幾つかをlegereは持っているように気がして、しばらく使ってみようと思う。
耐久性、演奏性などはこれからじっくり見て行こう。







◎LEGERE Synthetic reed テナーサックス用 スタンダードカット1枚入り ◎LEGERE Synthetic reed テナーサックス用 スタンダードカット1枚入り







◎LEGERE Synthetic reed テナーサックス用 スタジオカット1枚入り ◎LEGERE Synthetic reed テナーサックス用 スタジオカット1枚入り


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちわ^−^

いつも新しい記事を楽しみにしております
本文中に書かれていらっしゃるとおり、週末プレイヤーには天然素材よりもこっちのほうが扱いやすくて気に入って使っています(アルト)。
あと、週末プレイヤーは1週間分まとめて練習したいということで、長時間使うこともあり、そういう場合でもリード交換の手間がかからなく非常に重宝しております。

初期のレジェールはツルツル滑ってしまって、アンブシャが不安定だったこともあり、一旦使うのを止めてみましたが、いつのまにかマイナーチェンジされたようで、滑りにくい加工をするようになっていますので、最近はまたこれをよく使うようになってきました。
ただ、時々プラスチックぽい音質が気になって、ファイブラセルにしたり、プラスチックカバーにしたり、してみたりもします。
どれも天然素材の当たりリードには敵わないでしょうが、人前で演奏しない身としては十分過ぎるものではないかと思います。
耐久性としては週末プレイヤーなら半年以上もつような気がします。
(ヘタってきても気がつかないということかもしれませんが^^;)
モリックス
2007/01/23 12:57
>>モリックスさん
コメントありがとうございます。
そうですね。特にバリトンの方は、リードは死活問題ですからね。
ファイバー系リードは音量も出るし、個体差少ないから良いんでしょうね。
私のは"改良型"らしく、余りすべりません。



演奏はすべってます。はい。
D-O
2007/01/23 13:10
ご無沙汰しております。
ついにというかようやくLegereに手をつけましたね www

小生もあれから暫くは使っていましたが、ちょっとした不注意で先端部分を(繊維に沿って)1mmほど割ってしまい調子が悪くなってしまい(ミストーン等)今は天然リードにしています。

しかし、機会があればまた新規で購入しようとは思っていますけどね。。ww
青龍
2007/01/27 15:33
>>青龍さん
どもです。そーなんです。遂にヤっちゃいました(www
やはり音色が独特と云うか、馴染むまでに時間は掛かりそうですが、中々テナーに割ける時間が取れないのも現状で、そうなるとlegereと云う選択肢は有効だと感じたもので。
それに、現在テナーで参加しているバンドはとにかく"爆音"プレイヤー揃いで(w)、その中で生き残っていくには(www)legereのあの爆音が必要なのです(wwww
それにしても厚さの感覚が非常ーに独特で。
リードでこんな辛い思いしたの久々です(ww
最近すっかり虚弱体質になってしまっているので、もう1ランク柔らかいヤツも買わないといけないかも知れません。
D-O
2007/01/28 00:58

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