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zoom RSS 4,5&6

<<   作成日時 : 2006/12/20 23:05   >>

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最早最近は"教科書"になっている。

今年初頭にジャッキー・マクリーン氏が逝去した際にエントリーを書いた。
それは、それと相前後して、マクリーン氏の過去の作品群を数枚入手して聞き始めた矢先の事だった。


もう1曲目の「Sentimental Journey」からしてやられる。
シンプルなインプロヴィゼーションなのだけれど、そのブルーズフィール溢れるホネっぽいフレーズ回しにはやられる。
もうのびのびと、これでもかと、歌心たっぷりに吼えるアルトはワンアンドオンリーだ。

「Confermation」をやる場合、どうしてもパーカーの呪縛が発生するものだけれども、あれほど煌びやかでは無いが、これまた非常に骨っぽい"歌いまくった"コンファメーションが聞ける。
おかげで、曲本来のメロディ、コード進行の美しさが際立つ様でもあるし、"脱パーカー"インプロヴィゼーションのお手本とも云えそうだ。

元々はスローな「When I Fall In Love」がグイグイ攻めまくるミディアムファストになっていたり、マクリーン独自のアプローチが面白い。

前半はカルテット、中盤がクインテット、後半がセクステットとバリエーション豊かな編成も楽しめる。
盟友マル・ウォルドロン氏を始め、地味だがハンク・モブレー氏やらドナルド・バード氏やら渋いサイドメンのプレイも光る。


このblogからリンクさせて戴いている高田橋さんのblogではルー・ドナルドソン氏を取り上げていらしたけれども、彼も又、第一線としては評価されて来なかったが、ワン・アンド・オンリーなプレイヤーである。

昔からそうだけれども、所謂テクでゴリゴリ押し捲る系のプレイヤーは余り得意では無い。
などと云うと、好きと公言しているプレイヤー達に失礼かも知れないが、決してそうではない。
ネルソン・ランゲル氏よりはアンディ・スニッツアー氏の方が好き、位なもんだ。
でも某ケ○ー・G氏よりはケニー・ギャレット氏の方が好きだ(w


しかしながら、いかなジャッキーとは云え、色合いがそう多くは無いのも事実。
キャノンボール・アダレイ氏あたりと比較されると、鮮やかさ、彩り感、パップフィール、フォンキーフィールでは、パッと聞きでは"技あり"を取られている感は否めないだろう。
(美味しいツボが違うから、単純な比較なぞ出来ないのだけれども…)

そこを押して余りある魅力が本家にはある訳ではあるが、残念な事に劣化コピー程度の自分には未だ押しのけるパワーが無い。
ジャッキー自身も様々な事を経た上で到達した、一つの形が録音として残っているに過ぎない訳で、それはおそらく自分に忠実に、無駄をそぎ落としていった結果、な訳だ。


この数ヶ月間はセッションへの参加回数もこれまでに無く多く、又ユニット結成などの動きもあり、余計に一人で背負い込むモノが多くなったが、その時々で勇気付けられたのが"4、5&6"だった。
出かける車の中は大概これで、その度イメトレに近いものがあったのは間違いない。

その結果、自分がある程度のステップアップが出来たのでは、とも思うし、そのひとつのきっかけとして、ジャッキーは事実非常に良かった。
そろそろジャッキーを一度離れて、再度「オムニブック」を復習するか、はたまたいきなり菊池康正氏のテキストでも読んで、最初に港に行って傍らに綺麗な女性でも侍らせてみるか、とも思ったりもする。

しかしながら、やはり帰り着く処、拠り所とする部分は変わらないだろう。
「Cool Strattin`」よりも「LEFT ALONE」よりも、ジャッキー自身のリーダー作である、ここに戻ってきたいものだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
記事取り上げて頂いてありがとうございます。このアルバムは本当に聴いていて勇気付けられますね!「スイング・スワング・スインギン」と並んでマクリーンのエッセンスが詰まってます。コンファメーションは一生懸命コピーに挑戦しましたっけ。
たかだばし
2007/01/04 00:15
>>たかだばしさん
コメントありがとうございます。素直にトラバ飛ばせば良かったですねwwww
かのナベサダさんも「最初パーカーでは難解過ぎたから、マクリーンをお手本にした」との逸話も残っているとか。
マクリーンのミュージシャンズミュージシャンとしての偉大なエピソードですね。
「コンファメーション」は今年の課題です。
♪わかっちゃいるけど、出来ないコンファメーション♪
D-O
2007/01/04 04:12

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