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zoom RSS ★何気なくCannonballを語ろうか…T5-B

<<   作成日時 : 2006/06/21 20:16   >>

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3回シリーズの3回目。これぞ"Cannonball"とでも云えよう。T5-Bだ。


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以上を御理解頂けた方のみ、ここから先の記述をお読み下さい。
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□Cannonball T5-B

Cannonballの主な特徴は、その攻撃的なルックスとサウンドだろう。
例えばKeilwerthのブラックニッケルの場合、キーやカップがゴールドプレートなので"攻撃的"と云うよりはむしろ"ゴージャス"方面な印象だ。
(一歩間違うと朝晩お線香とおあかし上げたくなるが(虚)、それは日本の中だけだからまずは良しとしよう)

処が一転Cannonballの場合、既存のサックスには無い独創的な表面仕上げ+レーザーで刻み込まれた彫刻もSTONE シリーズからはゴシック風で、
(だからって"B"シリーズが"ヴィジュアル系向け"とか"ゴスロリ向け"か、と云えばそんな事はある訳無いwww)
見た目でも相当危険度が高い。

中でも管体全部に"ブラックニッケル"を纏った"B"こそは最も危険だ。
いやもう、そのサウンドたるや正に"砲丸"。
これでもか、と云わんばかりに音が飛んでいく。
レスポンスは云うに及ばず。飛んでいく音のスピード感、キャラクター、太さ、重さ、どれを取っても凶悪だ(w
試奏に使わせて戴いた部屋のテーブルまでが鳴った、と云う。

最近テナーはとんと御無沙汰だったので、きちんとは鳴らせていないのだけれども、それでも充分なパワーを感じる事が出来た。

以前T5-iceBの試奏もさせて戴いたが、基本的には変わらない。
但し、フィニッシュの影響なのだろう、今回の"B"の方がより音がストレートで、ブライトでクリスプな感じがする。
車体が重い割に0→400mが速い、とでも云えば良いのだろうか。音の瞬発力が並みじゃない。
立ち上がりが素早く、粒立ちも良く、グイグイ音が加速して、音が滲み出て来る感じが非常に気持良い。


一方でパワーに任せて吹いてしまうと、"深み"も"味"も感じさせず、トップギア付近でパワーが"張り付いた"感じになるやも知れない。

たまたま重量級のMarkVIIだのSA80IIだのが受け止めてくれる傾向があるのだが、それは奏法上若干問題がありそうなので、その状態での音の傾向は一般的な評価には繋がらない。
勿論このT5-Bも受け止めてはくれそうなので、思うに任せて吹いても良いのだけれど、ただやかましくなる事は覚悟しなければならないだろう。

加速の良い車は、いつもいきなりトップスピードに入れてしまうのでは無く、コーナーワークや峠道、追い越しなど、むしろその加速力を場合に応じて使い分けたりする事でその特徴が活きる。
T5-Bもそうで、むしろトップに行くまでの7〜80%位までの処で、如何に"味"と"深み"を出すか、ここが肝だ。
何、その気になればいつでも"何人たりとも前を走らせねぇ"程のパワーがあるのだ(w


しかもかなりの重量級のボディであるにも関わらず、音が"重過ぎない"。
あくまで"HORN"的な軽快感を持ち合わせている。"HORN""HORN SECTION"を幾分経験している立場からは、非常に"肌に合う"感覚があって良い。
パワーを入れて行くとベルがパリッと鳴る、あの感覚だ。
ここが、"あくまでサックス"としてのスタンスを持つ他社の楽器とは違う所だし、好みの分かれる処だ。


先回のHOT SPURもそうだけれど、今回のT5-BもCannonballのラインナップの中ではかなり性格がはっきりしている。
楽器に"ジャズ向き""クラシック向き"などと云うものは余程の事が無い限りはない、と云うのが持論なのだけれど、勿論演奏スタイルによって求められるものもある、事も知っている。
むやみやたらに"いや、吹奏やるんなら絶対Selmerだよ!""ジャズならMarkVIだよ""クラシックやるのに、なんで楽器が○○なんだか意味不明"とか云うのが自分としては気に入らないだけなのだ。

そんな中敢えて云うならば、自分ならそのクリスプなキャラクターと、生音で充分"電気モノ"と渡りあえるパワーとを活かして、ブラスセクションや、ビッグバンド、ロック系のバンド、コンボなどで使ってみたい。
今回の試奏ではYANAGISAWA METAL#7 + Vandoren ZZ #3でのみ音を出したが、前回の経験上おそらくSelmer S90あたりでも存分に鳴らせるだろう。
しかも既存の楽器よりも一段深く太い鳴り方で。

吹奏楽のステージでT5-B、これは見てみたい(w
(YANAGISAWAでバッハのチェロスイートを洒落でやってみたが、なんのなんの意外に良い味が出たと思った)

どこかにいないか?勇気あるプレイヤー。T5-B、めちゃめちゃ良いぞ!




*試奏時データ:YANAGISAWA METAL#7 + YANAGISAWA ORIGINAL Ligerture + Vandoren ZZ #3

■試奏協力:ヤマハミュージック関東 新潟店

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