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zoom RSS ♪バカ言ってんじゃないよぉ  …サックスの"浮気"(1)

<<   作成日時 : 2006/03/09 11:03   >>

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まぁ3年目ともなれば、多少の浮気心は出てくるのだろうか??歌の世界では7年目で結局破局しているけれども(大してヒットはしなかった様に思うが:失礼:皆さんご存知か??)、楽器の場合はどうだろう。

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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自分のケースを考えてみれば、小学校のリコーダーから始まって、中学校で出会ったユーフォニァム、やおら熱病の様に弾き始めたギター、高校ではトロンボーンも加わって、社会人になってからはテューバ、パーカッション、そのうちLyriconが欲しくなりD&KのウィンドシンセサイザーTYPE III、打ち込みもやりたくなってSY77、99などのシンセの類、そしてYAS-61から端を発するサックス、と、これはもう傍から見れば浮気の歴史に他ならないだろう。
で、最近ではクラリネットにも手を出しているし、今年中には何とかフルートまで手を広げたいと思っている。

それぞれの楽器で関わる音楽形態が違ったから、殆どの楽器が時期的に"被って"いる。
金管→木管へのコンバートにおいても、3年程並行してた時期がある。


自分の場合は楽器を始めるにあたってはまず「アイドル」が必要なのだ。これは大きな云い方をすれば"目標"となる。
つまりは「あんな風になりたいな」と云う"初期衝動"が必要なのだ。
ユーフォ、トロンボーン、テューバに関しては、これが無い。必然性が優先された為だ。
(余談だが、トロンボーンと云う楽器にはとことん縁が無い。大体仲の良いトロンボーン奏者は非常に少ないし、トロンボーンを吹いている女性とは結果全て巧く行かない。おまけにトロンボーンを吹いたコンサートの帰り道に事故ってしまっている。これはもう呪われてる、としか云い様が無い)

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サックスの"初期衝動"、自分の場合これは"コールマン・ホーキンス"もしくは"レスター・ヤング"だ。
小学生の時に聞いたデューク・エリントン・オーケストラの演奏のテナーのソロでノックアウトされた。ホーキンス氏なのかヤング氏なのか、今記憶を辿っても定かでは無い。
録音そのものも年代が特定出来ず、両氏のうちどちらが在籍してた時期なのかも定かでは無い。かなり豪快なソロ回しだったので、おそらくホーキンス氏だろうと思う。
その"初期衝動"を持って中学の時、ブラバンの門を叩いたが、結果ユーフォにアサインされる事になった(この辺は以前ここに書いた)。

その後"伊東たけし""ディヴィッド・サンボーン"と云うプレイヤーの演奏に触れ、本格的に足を踏み入れる事になる。


両氏とも、アルトサックス以外は殆ど演奏しない。伊東氏の場合はウィンドシンセ、フルートを持ち替えるがある時期はアルト1本だった。
サンボーン氏も初期のソロ作品ではソプラノも吹いているが(何とLyriconを吹いている作品まである)、この10数年、自分の作品ではアルトのみ、だ。

自分の"初期衝動"がアルトしか吹かない、のでしばらくはアルト1本だった。
しかしながら、伊東氏が脱退したバンドでは本田雅人氏が華麗なエロいソプラノを聞かせていたし、同時期には例の"ソープドラマ系サックス"ケニー・G氏の超絶技巧ソプラノが席巻していた。
またマイケル・ブレッカーと云うプレイヤーの演奏を聴くにつれ、テナーを意識する様にもなったし、アルトの"つぶしの効かなさ"にも気づき始めてた。

この辺で"浮気"の虫がうずきだしたのは云うまでも無い。

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しかし、どちらかと云えばソプラノは必要に迫られた。
参加したビッグバンドでソプラノの入る曲をメニューに掲げられたからで、その音が無いと成立しなかったからだ。
勿論経済的な余裕は無かったので、借りる事にしたのだが、それから約一昔を経過する今になっても中々返せなくて本当に困っているし、申し訳無い思いで一杯だ。

テナーは、自分にとって非常にショッキングな事件があった折、心機一転を図る意味で手にした。しかしながらこれもある種"勢い"で手にした為、云わばドロナワ式で曲集や音源を漁る事になる。
(結果、ソニー・ロリンズ、イリノイ・ジャケー、キング・カーティス、カーク・ウェイラムと云う素晴らしいプレイヤーに出会えたが)

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サックスと云う楽器については、特にクラシック方面では奏法がある程度確立されていて、基本となる奏法を身に着ける事で、ソプラノ〜バリトンまではほぼ難なく演奏が可能である、と云われているらしい(出来なきゃウソだ、位の話は実際に聞いた事がある)。
勿論それぞれに"専門""得手・不得手"は存在する訳で、十把一絡げにそんな事は云えないのだけれども。

ジャズ方面ではどうか、と云えば最優先されるのは"アイデンティティ"だから、プレイヤーの志向・感性に最も近い楽器がチョイスされ、そのサウンドがアイデンティティとなり得る。
だからシドニー・ベシェがテナーを吹いたら、とか、コルトレーンがバリトン吹いたら、と云うのはかなり考え辛い。
しかも"ソプラノならこう""テナーならこう"と、楽器固有の特徴をより強調する形でサウンドが形成される傾向はあるから、熟達と云う目的は同じでも、クラシック方面のそれとはベクトルを異にする事が殆どだ。
(実際の処はクラシックだろうがジャズだろうが、非常なハイレベルの処では同じになるんだろうが)

しかし、中には器用にソプラノ〜バリトンまでを吹きこなす方達もおられる。
スタジオやツアーなどで活躍されている方達は、必要に応じて何でも吹けなければ死活問題だから、とても器用に吹きこなし、吹き分けている。
この辺はクラシック方面とも通じる部分もあるのだろう。


まぁそんな中にもやはり自分にフィットした楽器、と云うのはあるだろう。
バリトンの地を這う様なブ厚い低音が自分に合っている、テナーの太くてアーシーな響き、アルトのスムースでストレートな手応え、ソプラノの朴訥としながらも軽やかなソノリテ、と、どこがプレイヤー本人の感性にフィットするか、そのマッチングが音楽を産み出す大きな要素にもなる。

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ちょいと今回から何回か、この"持ち替え""吹き分け"あるいはブランドについての話をさせて貰おう、と思う。
非常に薄い経験からの話だから、読者にどんなメリットがあるかは知らないけれども、まぁそこは個人のblogなので勘弁して欲しい。



ちなみに人間に関しては浮気した事は無い。これは本当に無い。いや、本当だってば。

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