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zoom RSS ♪HOLD ON ME 目を閉じて(2)…サックスの"ケース"

<<   作成日時 : 2005/12/29 13:40   >>

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ストラップの時には公開後に様々な方からお話を頂いたが、実はケースも色々換えている(w

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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何せケースだ。大事な楽器を入れて、持ち運ぶ為に最も大事な道具だ。

サックスと云う楽器は、それそのものもそうだが、コンディションの維持、と云うのがとても大事になってくる。
多少サビが浮こうが、指紋や脂が付こうがそんな事は大した事無い。
(勿論厳密に云えば影響はあるのだが、まぁ周りが普通に聞いて判る程度の物は少ないだろう。大きく判るのであれば、それは重篤な状況だ、と云う事だ)
しかし、キーを押した際にトーンホールとパッドとの間に隙間が出来てみたり、バネの強さやパッドの開き方がバラバラだったりすれば、演奏の際のストレスも大きくなって行く。
そもそも音が出辛いとか、音程が悪い、ダイナミクスが少ない、鳴り方が細い、フィンガリングがスムースに行かないとかは、奏法やマウスピース周りのセッティングに起因する部分もあるけれど、楽器の"調整"と云う作業が大きく影響する。
勿論演奏の頻度が高ければその調整も徐々に狂ってくる訳だが、極一般的には"持っている""演奏"している時間よりも、ケースに入れて"持ち運ぶ"、"置いておく"時間の方が圧倒的に多い訳だ。

と、云う事は、楽器と一番多く時間を過ごすパートナーは"ケース"と云う事になる。

おまけに、見た目の問題は非常に重要だ。持って歩けばいかにもな"楽器やってます的"な雰囲気を醸し出す。
ファッション的には普段着るものとの相性もあろうし、自分のイメージに沿うものでないとバランスが取れなくなる。

だからケース選び、と云うのは実は大事だ。

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まぁ普通は買った時に付いて来る、メーカーが付属してくれるもので間に合うのだ。
(これはマウスピース始めアクセサリー一般について云えるのだけれど)

最近は付属のケースがとても良いものになっているので、改めて買う事も無くは無いのかも知れないが、例えば

・中古で手に入れたものにケースが無い
・楽器もケースも非常に大きく(重く)、持ち運びが辛い
・どうみてもダサすぎて、持ち運ぶにはプライドが許さない

等、ケースそのもののニーズと云うのは無くならない。


個人的にはやはりハードケースを使いたいと思う。
楽器を守る意味でケースそのものにも強度が欲しいし、多少のアクセサリーであれば一緒に入れておけるからだ。
最悪落としたり、何かにぶつけたりした際にも、ケースが吸収してくれる衝撃はソフトケースの比では無いし(勿論衝撃そのものは楽器にもしっかり伝わるので、そうしない事が何より大事だ)、他の荷物と共に車に積む際にも、ある程度なら上に物を載せても大丈夫だ。
(しかしトランクには極力載せない様にはしている)

反面"重さ"、"大きさ"は致し方ない所だ。

ソフトケース自体は昔からあって、コルトレーンが革製のソフトケースにいれた楽器をトランクにしまう写真を見た事がある。
(神経質な向きにはウソっぽく聞こえるだろう)

やはり楽器が重くなるにつれ、軽量で持ち易いケースを求める率は高くなる。
おまけに"箱形"で無くても良いのだから、形も様々なものが出て来る。
背中に背負えるものも多いし、Ritterなどテニスのラケットケースやゴルフバッグの様だ。
布やナイロン、皮など材質も様々だし、価格的にも安いものが多い。

"パックケース"は楽器の形に沿って形作られた空間に、隙間無く楽器を収める事が出来るので楽器の保持と云う点ではハードケース並みだ。
FRPなど軽量の材料のものなら頻繁な持ち運びに最適だし、クッションの厚みや入り方次第では安全性も高くなる。
BAM、PROTEC、GATOR等今一番種類(選択肢)が多いのも頷ける。


現在使っているPrimaYanagisawa T-901specialでは、メーカー付属の非常にしっかりしたハードケースを使っている。
物も沢山入るし、ケースそのものも(少し大柄だが)非常に丈夫だ。しかし他のメーカーのものに比べ軽く出来ている。

又後述するがCannonballにはSKB140と云うパックケースを使っている。
何せ楽器の重さが半端では無いので、充分な強度を持ちつつ軽さも兼ね備えたもの、と云う事で探した結果、少々大柄ではあるが使い易いこの機種に出逢った。
Cannonballのアルトに関しては最適なケースなのでは、と思う。
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最後に筆者の"ケース変遷"を綴ってみよう。テナーは前述の通りで、ソプラノは借りているものなのでメーカー付属をそのままだから、アルトの話になる。

最初に手に入れたYAS-61には、先輩からメーカー純正の黒いものをつけてもらった。
箱形の、所謂ハードケースだったが、いかにも学校の部室やら音楽室にある風情のもので、作りも"とりあえず"的なものだった。
何せ中で楽器が動くのがはっきり判る(w
マウスピースもスワブも、中にあるものも一緒にゴトゴト云う訳だ。
と、云う事は中での固定がちゃんとなされていない訳で、これでは楽器も堪らないだろう、と思い、暫く後に買い替える事になった。

周りで余り持っている人がいなかった事もあり、PrimaYanagisawaのファンではあったが楽器を買う事が出来なかったので、せめてケースだけでも、と思い、YASの次のケースはYanagisawaのものにした。おそらくElimonaシリーズのものだろう。
同様に箱形のハードケースだったが、茶色のそれはYASについてきたYAMAHAの純正よりは高そうに見えたものだ(w
楽器のホールド感も良く、かなり長い時間付き合う事になった。
ケースそのものの作りも良く、また少し小振りだった事もあったのでとても気に入っていた。
YASを手放した時に一緒に付いて行ってもらった。

紆余曲折あって手に入れたH.Selmer MarkVIには、YAMAHAのソフトケースが付いて来た。
初めてのソフトケースだったので、ソフトケースの恩恵をこれでもかと受ける事になる。
やはり、軽い! とにかく軽い。Mark VIそのものも軽かった事もあり、それまでの"持ち運び環境"が一変した。
ナイロンのキャンバス地(とでも云えば良いのか??:w)の外装はやはり非常に軽く丈夫で、内装のクッションも"触り心地"が良く、かなり気に入っていた。
当時他のソフトケースに比べポケットの容積が大きかったのも便利だった。

しかしながらやはり"楽器の保護"と云う点で、不安は拭えず、次のケースを手に入れた際に知人へ譲り渡した。
次のケースは一気にグレードが上がり、一気にFELのセミハードケースを手にした。
何、そのまま買えば相当高額になったのだが(現在は更に高額に!!)当時Prima Yanagisawaの付属ケースになっていたので、"Yanagisawaの付属品扱い"として比較的安価で入手出来た。なのでウチのFELにはPrima Yanagisawaのロゴが入っている。
これはその後Mark VIを入れ現在に到る。
非常に厚いクッションで楽器をしっかりホールドしてくれる感はあるが、比較的軽量で楽譜ポケットも非常に大きく、使い易さこの上無かった。
アクセサリーも多く入れられるので物臭な自分には最適だった。

Cannonballを入手した際に一番困ったのはケースだ。
何せパワーのあるアメリカ人向けの楽器だ。持ち運ぶにも相当のパワーが要る。
AppleのPowerbookは、その重さから"持ち運ぶと腕力が付くから「POWERBOOK」"と呼ばれているのと同様だ(嘘
Cannonball付属のケースはワニ皮風高級旅行鞄(今なら奥様用ハンドバッグもついて何と\29800的な風情)の様な作りで、確かに丈夫そうなのだが重さも半端では無い。
若干作りも甘みが多かったので、すぐに他のケースを探す事になった。
何せ楽器が大柄だ。とりわけベルがデカい。入手し易いものの中では、価格、デザイン含め納得の行くものが無かった。

たまたま仕事の関係でNYに行った際、Sam Ashでバーゲン品のSKB440を見つけ、見せてもらった。
「Cannonballは入るのか?店頭の楽器を入れて試してみて貰いたい」と店員に聞いた所、「ちょっと待て!」と試し始めた。
かなりグイグイ蓋を閉め始めたので少々心配にもなったが。ようやく蓋を押し込み「まぁ、2〜3週間も入れておけば馴染むよmen!バーゲンだから買っとけ!men!」と押し切られ買った。
買って来てからは、クッションのベルの入る切り込みをボールペンの尻で押し広げて、楽器を収めた所、何の問題も無かった。
おまけに従来品よりも軽量なので、重い楽器には最適だった。
ストラップを付ける金具がアメリカンな作りなので将来的には心配ではあるが、今後数年は持ってくれるだろう。


余談だが伊東たけし氏も、かなり頻繁にケースを換えている。
Selmer付属のもの、フライトパックケース、フライテック、FEL、BAM等々枚挙に暇が無い。
現在のSerie IIIにはBAMの様だ。
…ま、ファンとしてはちょっと欲しい。

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