HIGH BLOW

アクセスカウンタ

zoom RSS ★サックスの"試奏"(前編)…購入検討者への提言(3)

<<   作成日時 : 2005/05/12 14:34   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

自分は小柄だが、長身の女性は嫌いでは無い。

=============
このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
=============

発泡酒は悪酔いするから苦手で、やはりビールが良い。本当はハイランドモルトを軽く水で割るのが好きで、でも出来ればそれはハイランドを離れてアイレイかオークニーのものが良い。
ブロッコリーは好きだがカリフラワーは"ホルマリン漬けの脳の標本"をイメージさせるので嫌い。
やはり最後の立ち回りには福本清三氏の豪快な斬られ方があれば画面が絞まるし盛り上がるが、東映の明るい豪勢な絵よりは松竹のコントラストのある渋めの絵の方が好きだ。

そう、これら全部"好みの問題"と云うものだ。最も極端な云い方をすれば「わがまま」となる。
対人関係や企業間のビジネスの現場ならそんな事も云ってられない状況もあろうが、楽器を買うのに好みを度外視するのは出来れば避けたい。
楽器そのものが"好み"の対象だからだ。
プロは"エンドースメント"が発生する場合がある。ある期間はステージやメディアの露出には必ずそれを使う事を条件に、ある特定ブランドやお店の製品やサポート、宣伝媒体を提供してもらう契約の事で、その形態や経緯は様々だ。
プロはこれも仕事のうちな訳だがアマチュアにはそんなしがらみは関係ない。
要するに"好きなもの"を買って使えば良い、だけの話しだ。

好みなんてものは正に人それぞれで、何が正解なんて事は無い。
しかし初心者の方の場合、楽器選びについてはその"好き""嫌い"の判断を難しくさせているものもある。
初心者にはここがおそらく一番判り辛い所だろう。
そこを踏まえて"自分の意見をきちんと云う"事が出来れば、望みの楽器に出逢う事は難しく無いだろう。

非常におこがましく思いつつ(本当に余計なお世話、の部分だからだ)しかし、今回は購入を前提にした場合の、実際に楽器を見て、触って、音を出す「試奏」「選定」についての話をさせて戴こう。


以下、前項からの続きである。


*この記事の内容はあくまで個人の感想のレベルであって、特定の企業、製品について、なんら恣意的なものは含まない事をくれぐれも御承知置き頂きたいし、読者に内容を強制するものではありません。
実際の購入に関してはあくまで読者自身の判断によるものとし、このblogの管理人、記事内容、およびbiglobeは何の責任も負わないものと致します。
以上を御理解頂けた方のみ、ここから先の記述をお読み下さい。

--------------------------------------------------------------------------------------


□3:「そろそろ幾つかに絞り込む」→「意中の物に出逢いたい」


最初に整理したいのは、この段階まででおそらく「妥協」が発生している向きもあろう事だ。
本当はあの機種が欲しいけれど予算が無くて無理、とかもう作っていない、普段出入りの楽器店で扱っていない、納期が間に合わない、等々その人の都合に合わない点である。

無論状況が許せば、お金が貯まる迄待つ、他の店をあたる事を奨めたいが、実際それも難しい事も多かろう。
実はここから先、幾つかの判断を購入者は迫られる。
その際に某かの妥協が発生する場合がある。
これは頭では判っていても、実際にモノを手にした時には幾許かの"後悔"になるのでは、と判断を鈍らせたり逡巡する事へも繋がる。
決して悪い事では無いので時間の許す限り検討して頂ければ良いとは思うが、その中で自分の思いが薄らいで行く場合もあるだろう。
「欲しいと思ってたけど、面倒臭くて…。」その場合、その時点ではすっぱり止めるべきだ。盛り上がってる時に買うのが一番良い。
「もっと簡単に買えると思ってた。」その場合は、もう一度自分の"条件"を見直すべきだ。ひょっとしたら本気で思っていなかった事も、ここまでの情報の中から飛び込んで来たものもあるかも知れない。
「色々考えたけど、やっぱりこの機種じゃないとダメ!」その場合は、支払い方法、入手方法含めて楽器店、あるいは識者を交えた検討を重ねるのが良いだろう。
いずれにしても妥協点は少ないに越した事は無いし、楽器店などで相談する中で少しでも減らそうとする事もあって良いのではないか。
この記事の中ではネットオークション経由の入手については触れないつもりでいるが、そこまで検討の範囲に入れても良いのかも知れない。


さて、ここまでの段階では

・沢山あるサックスのブランド、機種の中から
・このへんなんかどうかなぁ、と云うレベルで
・幾つかのブランドの幾つかの機種を想定して
・実際に買うとなったら、と云う想定をした

だけに過ぎない。
あくまで購入を前提にしている訳だが、何もここで全てを決める訳ではないので未だ未だ気楽なものだ。
ここまでで前述の様な「妥協」が発生していても未だ引き返せるし、もっと細かい妥協ならばそれは最初から余り大きな問題では無いのかも知れない。

折角の高い買い物なので、この辺をクリアしておく事をお薦めする。

1)試奏の前準備

試奏、と云う作業がある。実際に楽器を手に取り、演奏して性能や性格を確かめる作業だ。
これは具体的な購入計画が発生してから実行に移るのが望ましい。
店がわざわざ試奏用の楽器、を設定しているケースは殆ど無いからで、大概の場合試奏させて貰う楽器は「商材」「商品」でありコストが発生しているからだ。
試奏させて貰う楽器は、自分は元より他のプレイヤーの手元に行くものなのだから、それ相応の心持ちで望むべきものだ。
あたらおろそかには扱えない。
店では、購入が前提ならば、と云う部分で、多少のリスクはありつつも新品あるいは非常に状態の良い中古を持たせてくれる訳だ。
メーカーで一部プロモーション用で楽器店に貸し出しているものも無くは無いが、非常に稀なケースだ。

しかし自分に取っても非常に大事な作業であるので、これ抜きには話が出来ない。
実際に手にしなければ判らない事が余りに多いからである。

それではいよいよ「お見合い」の段階に入る。これには事前に準備をするのが望ましいだろう。
それは

・出向く店、出向く日時を決める
 既に購入を前提に話をしている店であれば、話は早い筈だ。
 試奏には意外に時間も掛かるものだし、店の都合もある事なので事前に相談しておけばスムースに進められる。
 
・予め試奏してみたい"好みのもの"をある程度決めておき、伝えておく
 日時を決める段階でその店で取り扱っているブランド、機種の中から自分の条件に合うものをざっくり数機種選んでおいて、「これを見てみたい」と話しをつけておく。
 事前に何度か話をしているのであれば、お店側でも大体の予算、購入時期などを想定出来るので「見つくろっておいて」と依頼しても良いだろう。機種を決めかねている向きにはお薦めする。
 その際、お店ではその時の在庫になくても強い要望があった場合には好意でメーカーから取り寄せてくれる場合もある(全ての場合ではない)ので、そこまでは甘えてみよう。
 但し無理は云えないし、云わないのが賢明。
 取り寄せの場合、お店は「仕入れて」いる事があるので(つまり売れなきゃヤヴァいのだ)事前に「いや、あくまで未だ試奏なので買わないかも知れないよ」と線を引いておこう。
 後で責任取って買うはめになっても困るからだ。
 
・"味方"を用意する
 例えば「音が良い」「操作性に優れている」「レスポンスが良い」「音程が良い」「音がまとまる」などと云う話になっても、初心者の場合
 (゚Д゚)ノ ハァ?
と云う事になる。実感として判らない部分をただ見たり読んだりしても困ってしまう。
 最終的には勿論自分で選ぶ事にはなるのだが(後述)、その辺を見極める為に強い味方も欲しい。
 その為に、プレイヤーとしての見方が出来る人を自分の味方に用意したい。
 その人の意見を参考に、自分の判断材料を増やしたいからだ。
 既にサックスの演奏を経験している友人がいれば一緒に付いて来て貰おう。
 出来れば様々なスタイルで、現役で演奏している方であれば尚更良いはずだ。
 出来うる限りフラットな目線を持ったプレイヤーがいれば望ましい。
 勿論、レッスンに通っておられるのであればその先生、あるいはお店に「楽器の選定に立ち会って欲しい」と相談をすれば、プロのプレイヤーの方を紹介して頂ける場合もあるだろう。その場合「選定費用」が発生する事もあるので確認もしたい。
 お店のスタッフでサックスプレイヤーがいれば、それは最も好都合だ。
 それらの"味方"には都合最大2回お世話になる事を想定しておきたい。理由は後程。

・「どんな風に演奏したい!!」と云うイメージを固める
 
ここで、これまで触れて来なかった「条件」を一つ追加する。これも"自分の好み"の問題だ。
  
 サックスをやりたい、と思ったからには、なにがしかの"イメージ"が先行している筈だ。
 あるミュージシャンが演奏している姿に憧れた、このCDの何曲目のここのサックスの音にヤラれた、「SAX A GO GO」のジャケ写の網タイ+ハイヒールが相当ヤヴァかった、等理由は様々だ。
 出来れば試奏の段階から、そのイメージに乗っ取ってみたい。でも網タイは履かなくても良い。
 
 試奏を担当する"味方"に、事前に「いずれこんな感じでやりたいんですよね」と"好み"を話しておけば「なる程ね」と納得して、試奏に取り組んでくれる部分も大きいだろう。
 (今すぐそうなりたい!と云うと、あらぬ誤解を招く事もあるので注意)
 アルトの場合特にキャンディ・ダルファー氏、勝田一樹氏、デヴィッド・サンボーン氏に代表される"吠え系"(今ここで名付けた)の皆さんはセッティングが独特なので、もし"その方面"を御所望なのであればそれも伝えておくのが良いと思う。
"流派"が同じプレイヤーなら好都合だし、もし違ってもプレイヤー自身が想定する事は出来るので試奏の際の大事なポイントになる。
 テナーの場合はもっと広範囲になると思われるので、試奏担当の方との打ち合わせは欠かせない。ロケンロールな方面と"ゲッツ・ジルベルト"関係ではお互い想定のしようも無かろうからだ。 

(続く

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
★サックスの"試奏"(前編)…購入検討者への提言(3) HIGH BLOW/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる