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zoom RSS ★サックスの"予算"… 購入検討者への提言(1)

<<   作成日時 : 2005/05/10 09:37   >>

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<はじめに>

提言、と云うと大仰だが、そんな事は無い。只のジジイの戯言と思って読んで頂ければ良いのだ。
但しこのジジイ、少々おせっかいが過ぎますがな。ハッハッハッ。
(さっきまでビデオを見ていたので悪しからず)

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このエントリーは公開から3年以上経過していますが、アーカイブ化までの間現状のまま公開致しております。
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正直な処、別に幾らの楽器をどこのどなたがお求めになっても、そこには何らかの理由がある訳でそれを否定するつもりはさらさらないし、お店を責める事などしない。
むしろ仲間が増える事の嬉しさは感じている。
しかし、その新しい「仲間」が悩んでいる姿は余り見たいものでは無い。
特に導入の部分である、購入に関してはそこから先に少なからず影響するだけに、どうにかスムースに進んでいけばなぁ、とも思うし、結果として嬉々として演奏している仲間の姿を見たい、とも思う。
そこで、これまでの自分の話を紹介し、巧く行った事、行かなかった事織りまぜてお話させて戴こうと思う。
特段、どこの何を買えば良い、と云う類いの話など、おこがましくて云えたものでは無いのだが、それが少しでも何か御考えに成るきっかけとなれば、と云うだけの事だ。

*この記事の内容はあくまで個人の感想のレベルであって、特定の企業、製品について、なんら恣意的なものは含まない事をくれぐれも御承知置き頂きたいし、読者に内容を強制するものではありません。
実際の購入に関してはあくまで読者自身の判断によるものとし、このblogの管理人、記事内容、およびbiglobeは何の責任も負わないものと致します。

以上を御理解頂けた方のみ、ここから先の記述をお読み下さい。
長いです。


<購入に向けて>

具体的な話を素材にした方が進め易いと思うので、ここから先は別項に挙げた私の「YaniT901special」の購入プロセスを紹介し、それを分析し細分化して要点を挙げていこう。
ご自分の状況と照らし合わせ、想定して頂きたい。


□1:購入前の条件を整理して「おおまかな予算を導き出す」

物を買う場合はまず「予算」を決定する事になる。
楽器の場合は「ブランド」「機種の選定」と云う事になるが、その検討材料として、

・演奏の頻度(練習も含む)
・その楽器の演奏経験
・購入時の満足度

この3つの条件を最初に挙げたいと思う。

余程狙っているモデルがあるなら別だが、いきなりブランドや機種を絞り込もうとしても大変になるので、最初は『大体これくらい』と云う処まででとどめたい。

3つの条件のうち、先の2つに関係する事例を以下御紹介しよう。

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自分の場合、テナーサックスの購入についてはそもそも勢いが先行したとは云え、現実問題として幾つかの条件をクリアする必要があった。
その条件とは次の通り。

1)メインはアルト。テナーはパートタイム。テナーは扱い易い楽器が欲しかった。
2)長期に渡る演奏活動上問題の無いレベルの造り、良い鳴りの楽器が欲しかった。
3)予算は上限として「under\20万」。これ以上は経済的に厳しかった。

この理由として、

∵1)アルトは吹奏楽団、ビッグバンド、レッスンなどでほぼ定期的に演奏していた
  が、テナーはその他の空き時間、ないしは"持ち替え"で使用するつもり。
∵2)ある程度楽器経験がある事から「楽器には演奏に充分な"造りの良さ"が必要と
  云う事は判っていた。
∵3)「何度も買い替える経済的余裕は無い」ので、テナーサックスに関しては今回
  の購入が全て、となるであろう、と云う考え。
  (当初は"買い換え"は想定していなかった)

以上が項目として挙がった。
次に各項目を分析し、最終的に必要となった条件をまとめてみよう

○1)について

楽器を演奏する人口の殆どは、所謂プロでは無い。演奏を職業とする、もしくは生活のエネルギーの大きな割合を占めるケースは非常に稀であろう。
と、云う事は、自分も含めた大多数のプレイヤーは日常生活の中で、ある特定の時間を費やして演奏活動をしている事になる訳で、これは演奏のクオリティ(巧いか下手か)と云うより、演奏の"頻度"が重要なのだ、と云う事に繋がる。
演奏の頻度が高ければ、それに耐えうる楽器である必要性がある。
頻度が高い、と云う事は、

・初心者であれば上達も早くどんどん表現力が高まる。つまりは楽器に対しての要
 求も随時高まる、と云う事
・経験者であれば、楽器そのものがより高い演奏力・表現力を持つ事が必須
・楽器は耐久性、堅牢性、精度の良さが確保されたものが必要

となるのではないか、と考える。
楽器は音楽を奏でる為のもので、音楽そのものは多種多様な感情の機微や人間の想像力を音にしている。
その音楽を具現化する、演奏者の意図するものを充分に再現する為に、ダイナミクス、音質などの表現力を持ち合わせた楽器かどうか、が大事だ。
そして高い頻度に耐えうる耐久性、及び精度も欲しい。練習が進み、面白くなった中、度々調整が必要、となるのでは困ってしまう。
そもそもサックスと云う楽器は調整が重要なのだが、例えばそれは半年〜1年で1回程度が良く云われる頻度だ。(プロがレコーディングやコンサートツアーなどで楽器を酷使する場合は別)
勿論おかしい、と思えばその都度必要にはなる訳だが、頻発するのは困りものだ。
息漏れやキーの曲りなどが頻発する類いの、元々造りに問題がある楽器は論外であるし、そもそもそう云う楽器は部品の精度が低いので調整すら利かない。
調整の費用をそっくりそのまま捨てる事になる。
ここは"長期の演奏に耐えうる充分な表現力と造りの良さ"を両立した機種が欲しい、と云う事に繋がる。

○2)について

又、購入までの間では"実際に演奏経験があるか"も非常に重要だ。息に対して音が鳴る感覚や楽器の反応、レスポンス="吹き心地"について、これをある程度知っている、と云う事だ。
ダイナミクス、音色など自分の思い通りに鳴ってくれなくてはいけない。
どう吹いても同じにしかならない楽器、または"幅の狭い"楽器では、ある程度のテクニックを持つ立場からすれば面白くは無いのだ。
よく云う"物足りなさ"だ。
勿論ある程度のテクニックを持っているならプレイヤーであれば、そこそこの楽器なら良い音は出せる訳だが、"頭打ち"になってしまっては不満が残る。
逆に楽器に引っ張られて上達が早くなる、と云う事もある。しかしこれはこれで先行き果てしが無い。
プレイヤーと楽器が、どちらかが引っ張り続けるのではなく「持ちつ持たれつ」の良い関係を築ける事が大事だ。

○3)について

以上を総合すると「吹き手にきちんとついてくる楽器」か、どうか、が選ぶ際のポイントの一つになろう。
自分の場合は

・演奏の頻度は低いのだが
・それまでの経験上、「きちんとついてくる楽器」でなければならず
・すぐ上位機種に買い替えられる程の経済的余裕などなかったので、1発決め打ちで
 良いものが欲しかったが
・他のローンの支払いや、日々の事などから考え、一括払いや長期ローンは組めな
 かった為、手数料など含め本体総額で「\under20万」が上限、となった。 
・尚、リード、アクセサリーは入っていず、マウスピース、リガチャーも別途検討が
 必要、と思ったのでここには含んでいない
 これはアルトをやっていた経験上、ある程度試行錯誤が発生するな、と云う予見が 
 あった為である。

と云う条件が導き出された。

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と、ここまででは非常に"夢"の無い、現実的な話に終止してしまった。

もう一つ忘れてはいけない要素が冒頭挙げた3つめの
「購入時の満足度」だ。

(続く

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